キャバクラの志望動機、嘘は避けるべき?注意点や具体例を紹介します

みく

2年の在籍キャバ嬢歴あり。
現在は派遣キャバ嬢兼MOREスタッフ。
キャバ嬢さんに役立つ情報を、わかりやすい記事でお届けします。

「キャバクラの面接、志望動機を聞かれたらどう答えるか悩む…」

 

「志望動機がお金のためっていうのは印象が悪いのかな?」

 

「志望動機の内容次第で面接に落ちることはあるの?」

 

 

キャバクラの面接の志望動機に関して悩みや不安を抱えている女性のために、今回の記事を書きました。

 

みくと申します。

 

キャバクラで働きたい、面接を受けに行きたいという女性の中には、志望動機をどうすべきか悩んでいる方がいると思います。

 

私は過去、初めてキャバクラの面接に行ったときのことを今でもはっきり覚えています。

 

実は私は当時、キャバクラの面接に臨むにあたって一般企業の面接レベルで志望動機を考えていました…。

 

下記のツイートをしました。

 

 

キャバクラの志望動機は言い回しに気を付ければ、大体の場合正直に言って大丈夫です。

志望動機がお金であっても全く問題ありませんよ。

 

志望動機が合否を左右するということはほぼないですが、内容次第で印象が左右されることはあります。

 

また、キャバクラの面接で嘘を使うのは必要最低限にしておかないと、後から面倒なことになるかもしれませんので気を付けましょう。

 

キャバクラの面接における志望動機について、私の体験やキャバ嬢の知人のエピソードを織り交ぜ、詳しく説明していきますね。

 

キャバクラの面接を受けようと考えている女性の皆さんのお役に、少しでも立てればと思います。

 

キャバクラの面接、志望動機は聞かれる?どう答える?

最近、高校時代の後輩からこんな相談を受けました。

 

「キャバクラの面接を受けようと思うのですけど、志望動機って聞かれますか?」

 

結論から言って、キャバクラの面接は志望動機を聞かれるお店がほとんどです。

 

ごく少数のお店では非常に簡易的な面接しかせずに志望動機も聞かない、というところもあるようですが、大半のお店では志望動機を聞かれると思っていてください。

 

ただ、ここで覚えておいてほしいことは、

 

キャバクラの面接では、企業面接のような細かくて堅い志望動機は必要ない

 

ということです。

 

「私が御社を志望したのは、経営理念に共感したからです」

 

「接客業に携わりたいと思ったので、御社を志望いたしました」

 

極端な例かもしれませんが、キャバクラにおける志望動機で上記のような内容は一切必要ありません。

 

キャバクラで働きたいと思った理由として、本格的な目標や夢があるならば素直にそれを話しましょう。

例えば、

  • 海外留学のための資金を貯めたい
  • 接客をする中で社会勉強をしたい
  • 稼いだ給料を学費に充てたい

このような目標や夢は、キャバクラの志望動機として全く問題ありませんよ。

 

私がキャバクラで働き始めたもともとの動機は、

 

「奨学金を返済するため」

 

というのがメインでした。

ちなみに私が働いていたキャバクラの後輩は、

 

「お酒が大好きだし、男性と話すのも大好きだから働こうと思った」

 

と、キャバ嬢になった理由について話していました。
これも、志望動機としてはとても良い内容だと思います。

志望動機がお金…これって印象が悪い?

特に具体的な目標や夢があるわけではなく、お金が欲しいからキャバクラで働こうと思っている方もけっこう多いです。

 

ただ、この志望動機を正直に面接で伝えて良いのかというのは迷いますよね。
キャバクラではなく一般の企業面接であれば、

 

「給料がいいから志望しました」

 

なんて言えないですからね…。
ここからは、キャバクラの志望動機がお金、という場合についてお話していきます。

志望動機がお金でも全く問題ない

実はキャバクラは、志望動機がお金だけだとしても全く問題ありません
むしろお店側も、お金が欲しいという志望動機は前提としているので安心してください。

 

「志望動機は、お金を稼ぎたいからです」

 

シンプルにこれだけでも大丈夫です。
具体的にいくら稼ぎたいかということも決まっているのならば、それを一言添えても良いですよ。

伝え方を工夫すればやる気アピールにもなる

お金を稼ぎたい、という理由だけでも問題はないのですが、面接の担当者に良い印象を持ってほしい、やる気をアピールしたいという場合もあるでしょう。

 

もしも夜のお仕事を少しでも経験したことがあるという方の場合は、

  • 前のお店よりも指名をたくさん増やしたい
  • 同伴を積極的にやっていきたい
  • ヘルプの席でもお客さんに楽しんでもらえるように頑張りたい

このように、お店にとってプラスになるようなことを志望動機に付け加えるだけでやる気は十分伝わります。

 

面接担当者に媚を売る必要はありませんが、少しでも良い印象を与えたいという場合、やる気を伝えるのが一番の方法です。

 

「夜の仕事は全く経験したことがないのだけれど…」

 

そんな場合でも、もちろんやる気をアピールする方法はあるので安心してください。

 

未経験者が面接で良い印象を持たれたいという場合、志望動機自体に特に工夫は必要ありません。

 

終始笑顔で感じよく面接を受けるということが一番のアピールになります。

 

キャバクラで働くにあたっては愛嬌がとても大切になりますので、笑顔で面接を受けることができれば、それだけでお店からの印象はとても良くなりますよ。

私が未経験でキャバクラの面接を受けに行ったときのエピソードがひとつあります。

 

私の場合、特に良い印象を与えようとしたわけではないのですが、なんとなく

 

「とりあえず笑っておこう」

 

と思い、深い考えも無しに終始笑顔で受け答えしたのです。
すると面接に合格し、店長から

 

「みくさんは面接のときから愛嬌が良かったから、期待しています」

 

と嬉しい言葉をかけてもらいました。
未経験であっても、愛嬌次第で良い印象を持ってもらえるのだと実感した出来事でした。

同じ志望動機でもNGな言い回しもある

お金を稼ぎたいという志望動機自体は全く問題がないのですが、実は言い回し次第で印象が悪くなってしまうこともあるので、このあたりは注意が必要です。

 

例えば

  • キャバクラは楽にたくさん稼げると思った
  • このお店は時給が高いから稼げそうだと思った

 

こんな言い回しはNG。

 

楽に稼げる、というのはキャバ嬢の仕事をバカにしているように感じてしまいます。
時給が高いというのも、それだけではなんだかやる気がないように感じてしまいます。

 

実際にどう考えているかという部分は別にして、面接の際には上記のような言い回しはなるべくやめておくのが無難です。

面接で嘘を言っても大丈夫?

人は誰しも、自分を良く見せたいという気持ちを持っています。

 

「バレなければ、面接でちょっとくらい嘘を言っても大丈夫かな」

 

そんな風に考える方もいるかもしれません。

 

ということでここからは、キャバクラの面接で嘘を言っても大丈夫なのか?ということについてお話していきますね。

こんな時は嘘をつくべし

「噓も方便」

 

こんな言葉がありますが、キャバクラの面接では嘘を言ったほうがいい場面も存在します。
それは、ナイトワーク経験者が前の店を辞めた理由を聞かれたときです。

 

前の店を辞めた本当の理由が、

  • 同じ店のキャストと揉めた
  • 黒服と付き合っていたが別れたから気まずい
  • 嫌になったから飛んだ

など、マイナスなものである場合は絶対に事実は言わないほうが良いです。

 

「店にとって不利益になるのでは?」

 

「この店も突然飛ぶのでは?」

 

こんな風に、面接の時点で悪い印象を与えてしまうことになるからです…。

 

前の店を辞めた理由がマイナス要素のある内容である場合、合格したかったら嘘をついたほうが良いでしょう。

 

もっと大きい箱のお店で働いてみたいと思った

スキルアップしたいと思った

 

このように、前の店を辞めた理由はプラスの印象を与えるような内容に変えて申告するのが無難です。

嘘をつかないほうが良いパターンは?

マイナスな印象を持たれてしまうようなことは嘘でごまかしても大丈夫ですが、あえて自分を良く見せるような嘘はつかないほうが良いです。

 

例えば、純粋にお金を稼いで貯金を殖やしたいというのが志望動機なのに、

 

「稼いだお金で海外留学をしたい」

 

など、考えてもいないようなことで嘘をつくことに全くメリットはないのでやめておきましょう。

 

後々、もしこれが話題に上がって深く突っ込まれても困ってしまうだけだからです。
すでに説明した通り、キャバクラの志望動機はお金を稼ぎたいということだけでも十分なのです。

 

また、経験者である場合は前の店での売り上げを聞かれる場合があるのですが、この数字を大きく言うような嘘は絶対にやめましょう。

 

売り上げに関する話はとてもシビアなので、少しでも嘘くさいと思われればどんどん突っ込まれ、嘘だということはバレてしまいます。

 

仮に面接の場ではうまくごまかしてバレなかったとしましょう。
しかし実際にそこまでの売り上げが作れなかった場合、入店後であっても当初提示されていた時給が下がるなど、待遇が変更されることも十分考えられます。

 

他にも、

 

週に何回働けるか

お酒は飲めるか飲めないか

タトゥーの有無

 

などに関して質問された際は、嘘をつかずに正直に答えましょう。

 

受かりたいからと言って嘘を言ってしまうと、後から自分が苦労したりお店に迷惑がかかったりする可能性があります。

私の友人は、お酒はあまり飲めないのにキャバクラの面接で

 

「アルコールは強いです」

 

と、受かりたいがために嘘を言ったそうです。
すると、合格したのは良かったものの大変なことに。

 

なんと彼女は早速お酒の強いお客さんの席につけられて、どんどんお酒をすすめられて飲まざるを得ない状況になってしまったらしいのです…。

その結果、

 

「地獄を見た」

 

と彼女は語っていました…。

後からのトラブルを避けるためにも、嘘を言うポイントはしっかりと見定めましょうね。

ちなみに、キャバクラの面接でほかにどんなことが聞かれるのか、服装や持ち物なども知っておきたいという方はぜひ、こちらを参考にしてみてください。

 

 

また、お店によって面接の際に履歴書が必要な場合とそうでない場合があります。
面接を受けるにあたり履歴書についても知っておきたいという方は、こちらの記事をチェックしてくださいね。

 

キャバクラの面接、志望動機次第で合否は決まるの?

それでは最後に、キャバクラの面接の合否は志望動機に左右されるのか、という部分についてお話していきたいと思います。

一番大事なのは志望動機ではない

一般の企業の場合、志望動機は合否に対してかなりの重要度を占める場合があります。

しかしキャバクラの場合、正直言って志望動機はそこまで重要視されていません。

 

もちろん、どうでもいいというわけではありませんよ。
ただ、合格するかどうかに直接影響することは少ないと言えます。

 

キャバクラの面接で面接担当者が見ているのは、女の子の表情や雰囲気、あとは正直なところスタイルや容姿のレベルなんかを慎重に見ています。

 

志望動機をすらすら言えるようになることよりも、自然な笑顔やメイクを練習するほうが、キャバクラの面接には大切なのです。

 

キャバクラの面接担当者はどういうところを見ているのか、というのがこちらの動画で紹介されていますので、興味のある方はチェックしてみてください。

 

【【キャバ嬢向け】キャバクラ面接 注意点10選】

志望動機次第で印象が左右されるのは事実

志望動機次第で面接の合否が決まることはほぼないですが、女の子の印象はかなり左右されることはあります。

志望動機を聞かれたときの受け答えによって、やる気の有無が判断されることもあります。

 

やはり、やる気のある子のほうが、自分の店で働いてほしいと感じるものだと思いませんか?

 

別の項目でも説明しましたが、

 

「楽に稼ぎたいからキャバクラで働きたい」

 

なんて志望動機は良くない印象しか与えません。
少しでも印象を良くしたいと思ったら、そこは志望動機でやる気をアピールするようにしましょう。

まとめ

キャバクラの志望動機は、言い回しにさえ気を付ければ、大体の場合は自分の気持ちを正直に言って大丈夫です。

 

志望動機がお金であっても全く問題なく、印象が悪いということはないので安心してくださいね。

 

志望動機が合否を左右するということは実際のところほぼありません。
ただ、内容や言い方次第で印象が左右されることはあるので、そのあたりは多少の注意が必要です。

 

また、キャバクラの面接での嘘は、志望動機を含めポイントを見定めて使いましょう。
不必要な嘘は後々面倒ごとにつながりかねません。

 

志望動機はもちろん大切ですが、面接に臨む際はそれ以上に笑顔や雰囲気も見られる、ということは覚えておいてくださいね。

みく

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