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キャバ嬢のための確定申告講座!誰もが抱える疑問をわかりやすく解決
2年の在籍キャバ嬢歴あり。
現在は派遣キャバ嬢兼MOREスタッフ。
キャバ嬢さんに役立つ情報を、わかりやすい記事でお届けします。
確定申告のやり方について詳しく知りたい。
今回は、このような悩みにお答えするために記事を書きました。
みくと申します。
派遣キャバ嬢歴2年、キャバ派遣会社MOREのスタッフと掛け持ちしながら、派遣キャバ嬢だけで月12万円ほど安定して稼いでいます。
結論から言うと、キャバ嬢であっても条件に当てはまる場合は確定申告をしなければなりません。
確定申告は規定の項目を埋めた申告書を税務署に提出するだけなので、難しいことではありませんよ。
確定申告という言葉は知っているけれど、実際何をすれば良いかわからない…という方はぜひこちらの記事を参考にしてくださいね。
確定申告とは1月1日~12月31日の1年間に得た個人の所得にかかる税金を計算し、税額を確定すること。
税金の計算をすることによって、
払いすぎた税金がある場合は返金を受け取る
不足が発生した場合は補うために支払う
といった調整を行うために確定申告をするわけです。
確定申告は、所得がある人全員が必ず行わなければいけないというわけではありません。
例えば会社と雇用契約を結んで働いている方の場合、年末調整といって確定申告の作業は会社が行なっています。
なので個人で確定申告をする必要はないということになります。
実はキャバクラで働いている女性の場合、大部分の方が自分で確定申告を行わなければなりません。
なぜなら、キャバ嬢はキャバクラ店と雇用契約を結んでいないパターンがほとんどだから。
多くのキャバクラ店は、キャバ嬢という個人事業主を外注しているというスタンスで経営しているのです。
なぜキャバ嬢が個人事業主扱いなのか知りたいという方は、こちらの記事を読んでみてくださいね。
多くのキャバクラにとって、キャバ嬢はお店に直接所属している人間ではないということになります。
会社としてキャバ嬢分の年末調整を行う必要がないということですね。
一方で、各キャバ嬢は個人事業主という社長のような立場。
ということは、自分が稼いだ分の税金の申告は自分で行わなければなりません。
※<1年で稼いだ報酬額の合計>-<1年で使った経費>=年間の所得
上記の条件に当てはまるキャバ嬢さんは、確定申告が必須となります。
条件の細かい規定については、国税庁HPでしっかり確認しましょう。
キャバ嬢の多くは個人事業主扱い。
稼いだ金額に応じて確定申告を行い、しっかりと所得税を納める必要があるということをおさえておきましょうね。
条件に当てはまるのにも関わらず確定申告を行わなかった場合、罰則の対象となり追徴課税されてしまう可能性があります。
追徴課税とは「税務署に申告した所得税もしくは法人税が、実際よりも少なかったことが発覚した場合になどに加算される税金」のことを指します。
引用:追徴課税とは?
納税は国民の義務。
稼いでいるのに確定申告しないのは納税を怠っているということになりますから、罰則の対象となるのは仕方のないことですよね。
六本木の高級店で働く売り上げナンバー1キャバ嬢が追徴課税された、というニュースは有名です。
高額な月収を稼いでいたのに確定申告をしていなかった彼女。
お店に税務調査として税務署の職員が来た際に発見され、追徴課税されることとなりました。
その額はかなりのものだったとか…。
このニュースがあってから、在籍キャバ嬢としてかなり稼いでいる私の友人は毎年必ず確定申告をするようになりました。
追徴課税された場合は罰則分の加算があるので、普通に納税するよりも納税額が上がってしまいますからね…。
実際、キャバ嬢で確定申告してる人のほうが少ないと思うし…。
確かにキャバクラで働いている人全員が確定申告をしているわけではないでしょう。
しかし、だからといって確定申告をしなくてもバレないと思い込むのは危険です。
税務署は日々、脱税を見逃さないよう様々な手段で調査をしているからです。
給料が手渡しだから絶対にバレない、というのも間違いなので要注意。
例えば、キャバ嬢が確定申告をせずにバレるケースで多いのはSNSでの発信です。
など、高価なものを買ったことがわかる写真をインターネット上に載せると、税務署に目をつけられる原因になります。
申告漏れ(脱税)の上位は風俗、キャバが独占。ただこうやって統計に出てるということは税務調査されてる模様。数年泳がせて重加算税、延滞税などたんまり取るといううまいやり方かもしれない。 pic.twitter.com/o2UatGZRsI
— 織田三郎 (@odasaburo99) November 26, 2018
確定申告せずに脱税がバレたときのリスクは大きいです。
こちらの記事を読んで 「確定申告は必要だ」 と感じた方だけでも、後から痛い目を見ないように確定申告してくださいね。
それではここからは、実際にキャバ嬢が確定申告をする際にどういった手順を踏めば良いのか紹介していきます。
確定申告は、かならず収入と経費を明確にしておかなければなりません。
1年間の収入から経費を引いた所得が、所得税を決める際に重要となってくるからです。
自分の収入を把握しておくために、キャバクラ店から受け取る明細は普段から保管しておきましょう。
また、経費を出すために仕事関連でお金を使った際はレシートを取っておくことも大切です。
キャバ嬢が経費にできる項目について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
確定申告の時期になったら、まずは1年間の収入と経費をしっかりと算出しましょう。
確定申告をするには、まず確定申告書の記入をしましょう。
確定申告を行う場合、確定申告書の用意が無いと手続きが進みません。
確定申告書の入手方法は、主に下記の3パターン。
税務署や市区役所窓口でもらう
税務署から取り寄せる
国税庁HPからダウンロードする
自分にとって一番やりやすい方法を選んで、申告書を記入してくださいね。
私の場合、初めて確定申告をすることになった時は税務署で直接確定申告書をもらってきました。
その際わからないことを窓口の担当者に質問してから記入することができたので、とても気持ちが楽でしたよ。
もし時間が作れる方は、最初に一度税務署を訪れてみると良いかもしれません。
ちなみに、申告書の記入方法については国税庁HPでも記載例を確認することができます。
どうしてもわからない点がある場合は、税務署に電話で相談するという方法もあります。
確定申告を行う際、確定申告書というものを住んでいる地域(住所がある地域)の税務署に提出する必要があります。
確定申告は住民票のある地域で行うことが原則となっているからです。
税務署の場所は国税庁のホームページに記載されていますので確認しましょう。
また、確定申告会場という地域独自の確定申告書提出の場所を設けている場合もありますよ。
自分が一番行きやすい場所を選ぶのが良いでしょう。
どうしても直接税務署や確定申告会場に出向くことが難しい場合は、
確定申告書を郵送で送る
インターネットで確定申告する
という方法もありますよ。
誰もが確定申告に合わせて予定を調整できるわけではないので、国もそれなりに選択肢を用意してくれています。
郵送で送る場合、消印の日付が提出した日という扱いになります。
申告期間に間に合うかどうか、日付をきちんと把握しておくことが大切です。
ネットで確定申告する場合は、マイナンバーカードなど事前に用意するものがあるので確認しておきましょう。
インターネットでの確定申告はe-Taxを利用してくださいね。
確定申告をするのは面倒だと思ってしまいがちですが、実はメリットもあります。
どんなメリットがあるのか紹介していきますね。
キャバ嬢が確定申告をすると、払い過ぎた税金が戻ってくることがありますよ。
キャバクラではお店によって、毎回の給料から所得税を引く「源泉徴収」をされている場合があります。
源泉徴収は毎回の給料から一律10.21%を所得税として差し引かれるため、所得金額によっては払いすぎている可能性があるのです。
給与明細をよく見ると、源泉徴収という欄があるはず。
そこに書かれた金額が所得税として引かれている金額です。
会社に勤めている場合、払いすぎた分を会社がきちんと計算してくれる年末調整という仕組みがあります。
しかし、個人事業主のキャバ嬢にはその仕組みがありません。
キャバ嬢は自分で確定申告をすることで、払いすぎた税金を返してもらえる可能性があるのです。
所得税は収入から経費を引いた所得に応じて決定するため、経費を申請することで税金を安く抑えることが可能です。
源泉徴収として所得税を差し引いているお店のほとんどが経費の計算はせず、一律で10.21%を差し引いています。
ということは経費分をまるまる損しているということになりますよね。
例えば源泉徴収が10%として、給料から10万円所得税として差し引かれていたとします。
本来経費もきちんと計算すれば所得税は5%でよかったとすると、所得税だけで5万円も損していることになるんです…。
そのほか、経費を申請することで安くなる可能性のある税金がこちら。
キャバ嬢は何かと仕事関係でお金がかかるので、経費として申請できる金額はけっこうなものになりますよ。
経費が多ければその分税金も安くなります。
仕事に関係のあるお金を使った時は、領収書など証明になるものを保管しておきましょうね。
キャバクラで働くキャバ嬢も、条件に当てはまる場合は確定申告をする必要があります。
確定申告という言葉だけ聞くと難しいことのように感じるかもしれません。
しかし、実際にやることは書類の規定項目を指定されたとおりに埋めて提出するだけ。
そんなに難しいことはないので安心してくださいね。
確定申告をしないと、将来莫大な追徴課税を課されて大変な思いをするかもしれません。
ひとりひとりに合った方法を選び、しっかりと確定申告しましょう。
確定申告をすれば、払い過ぎた税金が返ってくるなどのメリットもあります。
確定申告で経費として申告できそうな出費は、領収書をしっかりと保管しておきましょうね。
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