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キャバクラ嬢の脱税に警鐘!罰せられないためには何をすべき?
2年の在籍キャバ嬢歴あり。
現在は派遣キャバ嬢兼MOREスタッフ。
キャバ嬢さんに役立つ情報を、わかりやすい記事でお届けします。
こんにちは、みくです。
キャバクラで働いている女性の中には、残念ながら脱税というものに対して危機感のない方が意外と多くいます。
脱税している自覚がありつつ放置しているキャバ嬢や、自覚はなくともうっかり脱税してしまっているかもしれないキャバ嬢は要注意。
脱税によるデメリットは非常に大きく、今後罰則をうけることになってしまうリスクがあります!
なぜ脱税はばれてしまうのか?脱税キャバ嬢にならないためにすべきこととは?
脱税に対する税務署の動きの実情と、私が税務署から勧告を受けてしまった時の経験を含め、これらの疑問にお答えしていきます♪
キャバクラで働く人は、一般企業で働く人よりも脱税してしまうリスクは高いです。
キャバ嬢が脱税してしまいやすいのは、いったいどうしてなのでしょうか?
キャバクラは一般の企業とは仕組みが少し異なっており、実はキャバ嬢の大半は個人事業主扱いとなっています。
一般企業は会社が従業員の代わりに納税してくれるのに対し、個人事業主の場合は自分で確定申告し、所得に応じて納税しなければなりません。
こうした事実を知らないキャバ嬢は意外に多く、うっかり脱税してしまうことがあるのです。
私も個人事業主としての自覚がなかったがために、税務署からの勧告をうけてしまったのでした。
キャバクラで働くと、報酬が現金手渡しというパターンもよくあります。
この場合は銀行口座などにお金の流れの記録が残らないため、故意に脱税しても税務署にばれないと思っているキャバ嬢は少なくありません。
実際、私と同じお店で働いていたキャバ嬢が「税務署対策のために現金日払いにしてもらっている」と話しているのを聞いたことがあります。
しかし、実は報酬が手渡しでも脱税がばれることはあるのです!
理由は次の項で解説していきますね。
キャバ嬢の脱税が税務署にばれる理由を、まとめて解説していきます!
国税庁が公表している職業別脱税ランキングにおいて、実はキャバクラ店は上位常連。
大概のお店がきちんと納税している中、多額の脱税をしているお店が紛れているがために、税務署はキャバクラ店全体に目を光らせているのです。
こちらは国税庁による、法人税等の調査実績の概要です。
平成29年度のものになりますが、8ページ目にある別表3に、不正発見割合の高い10業種が記載されています。
「バー・クラブ」の項目にキャバクラ店が含まれるのですが、平成29年度調査ではなんと1位と言う結果に…!
キャバクラ店の脱税に税務署が注目することとキャバ嬢個人の脱税の発覚は、実は大いに関係があります。
もしお店に税務調査が入った場合、捜査の手がそのお店で働いているキャバ嬢たちにも及ぶことがあるのです!
その結果、芋づる式にキャバ嬢個人の脱税が発覚してしまうのです。
お店から受け取る報酬が現金手渡しであったとしても、脱税がばれることはあります。
なぜなら、銀行口座に記録がなかったとしても、キャバクラ店にはお金のやり取りの記録が残っていることがほとんどだからです。
お店に税務調査が入った場合、そういった記録はすべて調べられます。
結果、手渡しで報酬を受け取っていたとしてもキャバ嬢の脱税がばれてしまう場合があるのです。
最近の税務署の調査で、SNSが活用されているのを知っていましたか?
稼いでいそうな人物をSNSから探し、ちゃんと納税しているか調べられることがあるのです!
海外ではすでにこういった脱税調査が積極的に行われています。
日本ではまだ事例は少ないものの、今後この調査が積極的になる可能性は高いでしょう。
実際、高価な買い物や高額な売り上げをにおわせる内容をSNSに投稿しているキャバ嬢を多く目にします。
今後SNSを使った脱税調査が強化された場合、キャバ嬢の脱税がばれる確率は上がる可能性は大いにあると思います。
シャンパン並べて写真撮って載せるやつ、相当有名な人だったらみんな税金きちんと払ってるからいいけど、その辺の納税してないキャバ嬢が迂闊に有名嬢に憧れてそんな真似事やってたら、大変だよ🧸
— やまえもん@モバレジェ/ブレレボ (@kyaotan050) 2018年12月15日
いつ税務調査が入ってもおかしくないキャバクラ業界。
もしキャバ嬢の脱税がばれてしまったら、いったいどうなってしまうのでしょうか?
過去の私のように、ついうっかり払い忘れていた…という場合の脱税に関しては、その期間や金額にもよりますが、すぐに手続きして支払う意思を見せれば特に罰則はありません。
しかし、故意の脱税の場合、税務署の判断によっては罰則を受けることになるかもしれません!
これらが主な罰則です。
脱税していた分の税金に加え、さらに上乗せしてお金を支払うことになってしまいます。
故意の脱税に加え、脱税期間が長く金額が高額な場合などは悪質性が高いと判断され、場合によっては刑事罰を受けることになる可能性もあります!
脱税行為の刑事罰は、10年以下の懲役や1000万円以下の罰金、またはその両方。
せっかくキャバクラで働いて稼いでも、脱税するとこんなに大きなリスクがあるのです。
しかも、脱税は時効が成立することはほとんどありません。
一度ばれれば、逃げられないというのが現状なのです…。
簡潔に言いましょう、脱税はいつかばれます!
知らず知らずのうちに脱税してしまっていた私でも、きっちり税務署から勧告が来て、未納分を指摘されました。
ここからは脱税キャバ嬢として痛い目に合わないためにすべきことを、お話していきます!
そもそも税務署は、脱税の多いキャバクラ店やキャバ嬢に対し常に目を光らせています。
たまに「脱税してもばれないから大丈夫」といったような間違った情報をSNSやホームページで見かけることがありますが、真に受けてはいけません。
税務署員がお客さんのふりをしてキャバクラに調査に来ることもある、というのは有名な話。
私が働いていたお店に税務署員が来店したこともあります。
脱税の自覚はあるけれど、今まで一度もばれたことはないから大丈夫でしょ、と思っているキャバ嬢さんもいると思います。
私ももし、自分に税務署から連絡が来なかったならば、そう考えていたかも知れません。
しかし、私の脱税はばれました。
私の場合は当時そこまで大金を稼いでいたわけではなかったですし、脱税にあたる期間も短く故意ではなかったので大事にはなりませんでしたが…。
もし、自分が脱税していることを分かったうえでずっと放置していると、いずれ大変なことになります。
脱税は過去数年分にわたって調べられるので、ある日突然、過去の脱税を指摘されないとも限らないのです。
痛い目に合わないためにはまず、脱税はばれる、という自覚を持ちましょう。
個人事業主であるキャバ嬢は、確定申告をしっかりとすれば脱税の心配は無くなります。
私の場合は確定申告をしていなかったので、脱税していることになってしまったのです。
確定申告をすることにより、もし払いすぎた税金があった場合は還付があるなど節税も可能になります。
確定申告に関してはキャバ嬢も確定申告しなくちゃいけないの!?キャバクラで働く人のための確定申告講座!!で詳しくまとめています!
キャバ嬢は故意でなくとも脱税してしまう可能性が高い職業なので、注意が必要です!
脱税はばれない、という情報は真に受けてはいけません。
税務署はいろんな手を使って脱税を調査しています。
しっかり確定申告し、脱税より節税を心がけ、正々堂々とキャバクラで働きましょう♪
2019年11月19日
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