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キャバクラの給料システム5つのメリット・デメリットを徹底解説!
2年の在籍キャバ嬢歴あり。
現在は派遣キャバ嬢兼MOREスタッフ。
キャバ嬢さんに役立つ情報を、わかりやすい記事でお届けします。
給料システムごとのメリット、デメリットは?
という悩みをもつ方のために記事を書いています。
みくと申します。
派遣キャバ嬢歴2年、キャバ派遣会社MOREのスタッフと掛け持ちしながら、派遣キャバ嬢だけで月12万円ほど安定して稼いでいます。
結論から言うと、キャバクラの給料システムは、ポイントスライド・売り上げスライド・指名本数スライド・給率・売り上げ折半。
ポイント、指名本数スライドは指名が取れれば稼げ、取れないと稼げません。
売り上げスライド・給率・売り上げ折半は売り上げがあれば稼げますが、ないと難しいです。
キャバクラの給料システムについてはもちろん、それぞれのメリットデメリットについても詳しく解説していきます。
キャバクラの給料システムの基本は、時給+インセンティブです。
一律の時給だけでなくインセンティブをつけると、お店はキャストひとりひとりに合ったお給料を渡すことができます。
頑張れば頑張るだけお金がもらえるシステムだと、女の子も、
「頑張って指名を取るぞ!」
「来月のイベントで絶対〇〇ちゃんの売り上げを抜く!」
とやる気が出ますよね。
女の子が頑張ってくれると、おのずとお店の売り上げも上がります。
キャバクラの給料システムは、女の子にとってもお店にとっても大きなメリットがあるのです。
とはいっても、時給とインセンティブの全てがもらえるわけではありません。
時給とインセンティブを足した額から、ヘアメイク代や送り代などが引かれたものが最終的にもらえる金額になります。
たとえば、時給3,500円で5時間働いたとしましょう。
単純に時給だけで計算すると、
3,500円(時給)×5時間=17,500円
こうなります。
インセンティブと引かれるものを下記だと想定しますね。
インセンティブ
指名バック 1,000円
ドリンクバック 3,000円
引かれるもの
ヘアメイク代 500円
送り代 1,000円
所得税 10.21%
先ほど計算したお給料にインセンティブをプラスします。
17,500円+3,000円(ドリンクバック)+1,000円(指名バック)=21,500円
最後に引かれるものを計算していきましょう。
21,500円-500円(ヘアメイク代)-1,000円(送り代)-10.21%=17,958円
最終的に、17,958円のお給料がもらえることになりました!
少しでも高い時給で働きたいという方は保証時給が出るお店を探してみるといいでしょう。
その際、
「時給10,000円永久保証!」
などと謳って、女の子を騙すお店もあるので気を付けてくださいね。
キャバクラは、時給+インセンティブが基本の給料システム。
ここから雑費などを引いて、女の子にお給料として渡します。
キャバクラの給料システム5種類について、詳しくお話していきます。
それぞれのメリット・デメリットもお伝えしていくのでぜひ参考にしてください。
キャバクラの給料システムひとつめは、ポイントスライド制です。
多くのキャバクラ店がこの制度を採用しています。
ポイントスライド制は、売り上げがなくても指名本数が多ければ稼げるので、新人キャバ嬢が働きやすいシステムだからです。
未経験でも、頑張れば高い時給で働くことができ、
「キャバクラって思ったより稼げない…。」
となりにくいんですよ。
ポイントスライド制では、指名1p、同伴2p、ドリンク1pというようにそれぞれにポイントが付けられています。
このポイントを半月~1ヶ月のスパンで合算して、下記のように時給を決めていきます。
ポイントスライド制のメリットは、場内・同伴・指名が取れる子が稼ぎやすいという点です。
お客さんがドリンクを全然入れてくれなくても、同伴や指名だけでポイントが増えるのはうれしいですよね。
デメリットは、下記の3つです。
指名本数が少ないと稼ぎにくい
売り上げは反映されないことが多い
計算が面倒なのでボーイがミスするかも
ポイントスライド制は、何人も指名客がいる子にとっては稼ぎやすい制度なのですが…。
数人の太客の売り上げに頼っているケースだと、なかなか時給が上がりません。
売り上げを反映しなかったり、指名客が延長しても1ポイントしかつかなかったりするお店もあるので要注意です。
単なる時給+インセンティブと違い、ポイントスライド制は計算が面倒というデメリットも。
ボーイが計算ミスをしてしまうケースもあるので、日頃からしっかりとポイント数をチェックしておくといいでしょう。
多くのキャバクラ店が採用しているのは、新人キャバ嬢にやさしいポイントスライド制です。
売り上げスライド制は、本指名のお客さんが使ってくれた額によって時給が変わるシステムです。
多くのお店が、太いお客さんを持つ女の子のために採用してます。
指名客が少なくても売り上げを上げれば時給があがるので、お金を使ってくれるお客さんがいる女の子が稼ぎやすくなるからです。
売り上げスライド制は、本指名のお客さんが使ってくれた金額によって、下記のように時給が変動します。
ポイントスライド制と同じく、半月~1ヶ月で計算することが多いです。
売り上げスライド制のメリットは、ポイントスライド制に比べて太いお客さんを持っていると大きく稼げるという点です。
デメリットは、指名本数だけでは稼ぎにくいこと。
新人のキャバ嬢がいきなり大金を使ってもらうことは難しいので、ある程度ベテランにならないと稼ぎにくいです。
お店によっては、売り上げとポイントスライド制ふたつを採用しているところもありますよ。
太いお客さんを持つ女の子のために、売り上げスライド制を採用しているお店は多いです。
下記の記事では、売り上げを上げる方法を詳しく解説しています。
ぜひチェックしてみてくださいね。
指名本数スライド制は、指名の数で時給が変動するシステムのこと。
関西のキャバクラで採用されていることが多く、指名が取れる女の子に人気です。
「売り上げがあまりないけれど、指名本数がとても多い!」
というキャバ嬢が稼ぎやすいからです。
指名本数スライド制は、本指名客の1セットを1本とカウントします。
時給の変動の例は、下記の通り。
中には場内指名の本数までカウントしてくれるお店もありますよ。
場内までカウントしてくれると、女の子もやる気がでますよね。
お店も売り上げがあがるので、お互いいいこと尽くめです。
また、ポイント・売り上げスライド制と同じく、半月~1ヶ月で計算することが多いという特徴も。
指名本数スライド制は、とにかく指名が取れる子が稼げるというメリットがあります。
場内、場外問わず指名を取るのが得意な方にオススメの制度です。
デメリットは、
「売り上げは結構あるけど指名は取れない…。」
というキャバ嬢には向いていないこと。
売り上げがある方は、思い切って売り上げスライド制や、後ほど紹介する売り上げ折半制を検討してみるといいでしょう。
関西圏で多く採用されている指名本数スライド制は、指名の数で時給が変動するシステムです。
指名が取れる女の子にオススメですよ。
ここまで読み進めてもらった方は、こんな風に思うかもしれませんね。
在籍キャバクラで全額日払いをしている店舗はほとんどありません。
しかしキャバクラ派遣なら、全額日払いでお給料が受け取れますよ。
ヘアメ代などの雑費を差し引いた額を、働いた直後に全てもらえます。
もちろん、ノルマや営業もないので気楽にお仕事が可能です。
キャバクラ派遣は、ぜひ当社MORE派遣も検討してみてくださいね。
給率制は、売り上げと給料を計算した割合でお給料を決めるシステム。
大阪の北新地や、東京の一部で採用されていて、長い間キャバクラで働いている子にオススメの給料システムですよ。
キャバ嬢歴が長い子は、太いお客さんを持っていることが多いですよね。
給率制は、売り上げが多ければ多いほど稼げるシステムだからです。
給率制の計算方法は、下記の2通りです。
給料÷本指名の売上×100
指名売上÷給料×100
計算した結果、100%を超えると赤字、下回ると黒字になります。
例えば、お給料が40万円で、本指名の売り上げが30万だったとしましょう。
給料÷本指名の売上×100で計算してみると、
40万÷30万×100=133%
になりますね。
100%を上回っているので、売り上げ以上のお給料をもらっていることに!
赤字の場合は、お給料が少しカットされたりバックをつけてもらえなかったりといったペナルティが発生します。
もちろん黒字の場合は、各種バックがついたり時給があがったりしますよ。
給率制のメリットは、売り上げがあるキャバ嬢はかなり稼げるという点です。
デメリットは、売り上げがないキャバ嬢はペナルティを課せられてしまうこと…。
かなりシビアな給料体制なので新人キャバ嬢にはオススメできません。
昔某クソ場末で元No1の女店長に「キャバ嬢の最終目標は給率50%だから」って言って給率80%時給3500のわたしの時給を下げようとしてきたことがあったけど、「折半」とか「給率50%」ってのはそれなりに売ってる人に適用されるものであってクソ場末で50万売って40万貰ってるキャバ嬢に適用されるものではな
— るんばちゃん (@Pigfarm__) July 16, 2019
売り上げと給料を計算した割合でお給料を決める給率制。
太客がいたり、夜の経験が長かったりするキャバ嬢が稼ぎやすいシステムです。
売り上げ折半制は、その名の通りお店と売り上げを折半すること。
お客さんを持っている女の子にしかオススメできないシステムです。
時給が出ないので、売り上げがないと例え7時間働いたとしてもお給料は0円になってしまうからです。
売り上げ折半制の計算式は、
(売り上げの小計-ボトル原価)÷2
です。
例えば売り上げの小計が80万円だったとして、ボトルの原価が15万円だったとします。
(80万円-15万円)÷2=32万5千円
するとお給料は32万5千円という計算になりますね。
時給制ではないですし、バックもつかないのでいかに売り上げをあげるかが大切です。
売り上げ折半制のメリットは、お客さんを持っているキャバ嬢は青天井で稼げるという点。
また、完全自由出勤なのもオススメのポイントです。
デメリットは、新人キャバ嬢はお給料0円の可能性もあるということ。
かなり熟練のキャバ嬢でなければ、売り上げ折半制で稼ぐことは難しそうですね。
私が昔働いていた在籍キャバクラは、ポイントスライド制でした。
しかし、ひとりだけ在籍歴が10年と長いキャバ嬢がいて、その子だけは売り上げ折半制で働いていました。
週に2回ほど太客を連れて来店して、豪快にシャンパンを空けて帰っていくのがとてもかっこよかったのを覚えています。
売り上げ折半制は、お客さんを持っている女の子にオススメのシステムです。
下記の動画でもキャバクラの給料システムについて詳しく解説しているので、お時間のある方はご覧になってくださいね。
【キャバクラの給料のシステムや平均年収って?】
つづいて、キャバクラのお給料から引かれるものとプラスされるものについて詳しく解説していきますね。
キャバクラでは、稼いだ額を全てもらえるわけではありません。
雑費や送り代などが引かれた額が、実際にもらえるお給料になります。
毎月のお給料から、税金や雑費を支払わなければいけない決まりだからです。
具体的な引かれものは下記の通りです。
ヘアメイク代や送り代などは雇っている美容師さん、ドライバーさんに渡され、 雑費はお店の管理費として引かます。
所得税は源泉徴収の名で引かれていて、お店がキャバ嬢の代わりに税金を支払ってくれるシステムです。
遅刻をしたり当欠をしたりすると、お店に罰金を払わなければいけないところがほとんど。
通常の当欠は10,000円でも、イベント時の当欠は20,000円取られる店舗もあるので要注意です。
また、雑費や所得税を多く取るお店もあるので、しっかりと明細を確認するようにしましょう。
少しでも
「あやしいなぁ…。」
と思う引かれものがあったら、その店舗で働くのは辞めた方がいいですよ。
私が昔体験入店をしたお店の話をしますね。
時給3,500円の店舗で4時間体入をし、本来ならば14,000円のお給料をもらうはずでした。
ヘアメイクは自分で行い、送りもなしだったので、引かれるのは所得税のみ。
いただいた明細を見てみると、なんと所得税が25%も引かれていました!
なので、実際にもらった金額は10,500円…。
あまりの低さに唖然としてしまい、何も文句を言えずに帰宅しました。
キャバクラでは、雑費や送り代などが引かれた額が実際にもらえるお給料になります。
キャバクラは、時給にプラスしてインセンティブを支払ってくれるお店がほとんどです。
インセンティブはキャバ嬢のやる気やお給料アップに繋がるからです。
やる気が出るとどんどんお客さんが増えて、女の子も働きやすくなりますよね。
キャバ嬢がお店で長く働いてくれると、お店側も売り上げが上がるので助かります。
具体的にプラスされるものは下記の通りです。
たとえば、お客さんと同伴してドリンクを5杯飲んだとしたら…。
指名(2,000円)+同伴(3,000円)+ドリンク5杯(5×1,000円)=10,000円
時給とは別に10,000円もらえることになりますね。
ドリンクがボトルになれば、もっともらえるバックが増えていきます。
このように、時給とは別にインセンティブを支払ってくれるお店は多いです。
キャバクラの基本の給料システムは、時給+インセンティブ。
お店によって、ポイントスライド制・売り上げスライド制・指名本数スライド制・給率制・売り上げ折半制の5つに分けられます。
ポイントスライド制・指名本数スライド制は、売り上げが少なくても、指名が取れれば稼げます。
指名がない子は稼ぎにくいです。
売り上げスライド制・給率制・売り上げ折半制は、指名が少なくても売り上げがあれば稼げます。
指名が多くても売り上げがなければ稼げません。
稼いだお金から雑費や送り代などが引かれた額が、実際にもらえるお給料になりますよ。
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