現役派遣キャバ嬢がキャバクラ派遣のメリット&デメリットを解説!

在籍と派遣、どっちが向いてるかな?
という疑問を持つあなたのために記事を作成しました。
みくと申します。
派遣キャバ嬢歴2年、キャバ派遣会社MOREのスタッフと掛け持ちしながら、派遣キャバ嬢だけで月12万円ほど安定して稼いでいます。
キャバクラ派遣のメリットは、自由出勤・ノルマ営業なし・全額日払いなど。
デメリットは、在籍に比べると稼ぎにくい・在籍女性のほうが優遇されるなど。
本業の合間や、プレッシャーなく働きたい人に派遣はおすすめ。
がっつり稼ぎたいのであれば在籍で働いてみるのもありです。
派遣、在籍両方で働いた経験のある私が、キャバクラ派遣のメリット・デメリットについて、解説していきます。
キャバクラ派遣のメリット
キャバクラ派遣のメリットは下記の8つです。
- 自由出勤
- いつでも退会できる
- 在籍より時給が高いことも
- 求人にウソがない
- お店面接がないので必ず働ける
- ノルマがなく営業をしなくていい
- 全額日払い
- 人間関係に悩まない
それぞれ詳しく解説していきます。
自由出勤
キャバクラ派遣のメリットのひとつとして、自由出勤が挙げられます。
在籍のキャバクラの場合は、体調不良や学業、家庭の事情などの特別な理由がない限り、
「週に最低2日は出勤してね」
などとお店側に言われることも少なくありません。
出勤できる日数が少ないと、
時給が低く設定されてしまう
同伴・指名・売り上げなどのノルマが達成できない
そもそも面接に受からない
といったことが起きる可能性大です。
あまり出勤できないからといって、当欠や遅刻などを繰り返していると、罰金だけでなくお店から信頼を失い、最悪クビになってしまいます。
キャバクラ派遣は、完全自由出勤なので、週1回はもちろん、1カ月に1回、3カ月に1回の出勤でも何も問題ありません。
自分の好きな時に好きなだけ働けるのがキャバクラ派遣の魅力です。
派遣キャバのメリットは、やっぱり自由に時間を使えることだ!!! 旅行とか予定組みやすいし、地元にも好きな時に帰れるー❤︎ 最高やないかっ!!!
— キャバ 嬢(派遣) (@honchanaya) September 12, 2017
いつでも退会できる
キャバクラ派遣では、辞めたいときに簡単に登録を解除することができます。
在籍の場合、お店を退店するときは1ヶ月前に申告をしなければいけません。
最低でも2週間前には辞める旨を店側に伝えることが大切です。
しっかりと1カ月前に、
「来月でお店を辞めさせてください」
と伝えたとしても、店のスタッフに、
「もうちょっとだけ頑張って働いてみない?」
「人手が足りないから来月まで頑張ってよ」
と言われて辞める時期をずるずる引き伸ばされてしまうことも。
キャバクラ派遣では、お店を辞める際の面倒なやり取りや駆け引きなどは一切ありません。
「本業が安定してきたし、年齢的にもそろそろキャバクラ派遣を辞めよう」
と思い立ったらすぐに退会ができるのもキャバクラ派遣のメリットです。
在籍より時給が高いことも
キャバクラ派遣は、体験入店をするよりも時給が高い場合があります。
お店によっては、本入店をするより高い時給がもらえることも。
なぜなら派遣は、
「とにかく女の子が足りないから緊急でヘルプに来てもらいたい」
とお店が困っているときに募集をかけるから。
とくにキャバクラ派遣の時給が高いシーズンは、お盆・ゴールデンウィーク
年末年始なので、ぜひ募集に目を通してみてくださいね。
と思う方もいますよね。
たしかに同伴をしたり本指名を取ったりする必要がないキャバクラ派遣は稼ぎにくいかもしれません。
しかし、お店によってはドリンクバックや場内指名などのバックがつくケースがあります。
少しでもお金を多く稼ぎたい方は、派遣先のお店を探すときにインセンティブがつく店舗に応募してみるといいでしょう。
求人にウソがない
キャバクラ派遣の求人にはウソがありません。
なぜなら、キャバクラ派遣会社とお店がちゃんと連携を取っているからです。
しっかりとしたキャバクラ派遣会社は、国から職業を紹介する許可を貰っています。
申込時の時給が守られるだけでなく保証時間もあるので、安心して働くことができるのがメリットです。
店舗が出す求人は、たくさんの女の子を集めるためにウソの時給や待遇を掲載している場合があるので要注意。
せっかく面接のために足を運んだのに、求人広告よりも低い時給を提示されたり、お給料から引かれるものが多すぎたりしたら、無駄足になってしまいますよね。
派遣先のお店とお給料に関してのトラブルがあったとしても、派遣会社がお店と話をつけてくれるので、心配いりません。
お店面接がないので必ず働ける
キャバクラ派遣は、派遣先の店舗ごとに面接をする必要がありません。
面接をするのは、キャバクラ派遣に登録するときの一度のみ。
女の子ひとりひとりと面談をし、その子に合うお店のみをピックアップして紹介してくれるので、派遣先のお店で必ず働くことができます。
自ら働きたいお店に応募して面接を受ける体験入店だと、
「ちょっとうちのコンセプトに合わないから今回はごめんね」
などと言われて落ちてしまうことも。
面接に落ちてしまうと、
「自分に合わないお店だと最初からわかっていたら、面接なんて受けなかったのに。。」
と結構ショックを受けてしまうものです。
キャバクラ派遣だと面接を受ける手間も省けるし、落ちてショックを受けることもありません。
当日お店に行って必ず働けるのは、キャバクラ派遣だけのメリットといえるでしょう。
ノルマがなく営業をしなくていい
キャバクラ派遣は、ストレスのもとになるノルマ、毎日の営業ラインや電話、アフターや同伴の必要がありません。
なぜなら、キャバクラ派遣はヘルプがメインのお仕事だからです。
在籍のキャバクラで働くと、毎日の営業電話やLINEはもちろん、同伴、アフターもしなければいけません。
また、同伴ノルマや指名ノルマを課せられることも多く、毎月プレッシャーに押しつぶされそうになることも。
キャバクラ派遣で働くと、プライベートと仕事をしっかりと分けられるので、メリハリのある生活ができます。
また、お客さんへ連絡先を聞く作業もしなくていいので、接客やお酒作りに集中できるのもおすすめのポイントです。
全額日払い
キャバクラ派遣は、働いたその日に全額お給料を貰うことができます。
多くの在籍キャバクラの日払いルールは、下記の2通りです。
1日最大5,000円まで
日給の半分(23,000円だったら11,500円)まで
当欠が多かったりノルマを達成できていなかったりする場合は、日払いに応じてもらえないことも。
在籍のキャバクラはなぜ全額日払いができないのかというと、日払いにしてしまうと女の子が飛びやすくなるから。
毎回、全額日払いにしていたら、
「店長と合わないし、やめちゃおっと」
「もっと待遇いいところで働きたいから、明日から出勤しなくていいや」
という女の子が増えてしまい、お店が回らなくなってしまいます。
なので在籍のキャバクラは毎月2回の給料日を設けて、女の子を飛びづらくしているのです。
キャバクラ派遣はそもそも1日限りのお手伝い。
女の子が飛ぶ心配がないので、全額日払いが実現できます。
人間関係に悩まない
キャバクラ派遣では、人間関係に悩むことが少ないのもメリットのひとつ。
派遣先のお店にリピートで行かない限り、キャストやボーイとは一度限りの付き合いになるからです。
在籍の場合、お店のスタッフとなかなか合わなかったり、いじわるなキャストにいじめられたりする可能性もあります。
イベント時にはキャスト同士が売り上げを争い、店の雰囲気が悪くなることも。
合わないお店に無理をして通い、心身ともに体調を崩してしまったら辛いですよね。
私も在籍キャバクラで人間関係に悩まされたうちのひとりです。
入店したてのころ、お局の先輩から軽くいじめにあった経験があります。
私がお客さんについたあとのテーブルを見て、ボーイに、
「あそこの卓に着いたの誰?テーブル汚すぎる。この仕事向いてない」
と、私に聞こえるように言ったり、挨拶をしても露骨に無視されたり。
なんとか仲良くしようと歩み寄ったのですが、いじめがなくなることはありませんでした。
在籍中、ほとんどの先輩やキャストが仲良くしてくれていたのでなんとかやってこられましたが、先輩のせいで出勤が辛くなってしまう日も。。
私の売り上げが上がるにつれて、ますます無視や悪口が増えていったので本当に辛かったです。
キャバクラ派遣で仕事をするようになってから、面倒な人間関係がさっぱりなくなり、ストレスがかなり軽減しました。
自分で働くお店を決められるうえ、1日だけのお仕事とだ割り切れるキャバクラ派遣は、人間関係に悩んでいる方におすすめです。
キャバクラ派遣のデメリット
キャバクラ派遣のデメリットは下記の6つです。
- 在籍女性の方が優遇される
- 在籍に比べると稼ぎにくい
- 先の予定を立てにくい
- お店によって細かいルールがある場合がある
- 有名店の依頼が少ない
- 時給5000円を超えるのは難しい
それぞれ詳しく解説していきます。
在籍女性の方が優遇される
派遣の女の子とお店に在籍している女の子を比べると、お店側はやはり在籍の女の子を優遇します。
毎日お店のために出勤して売り上げを作ってくれている大切なキャストたちですから、仕方がないかもしれません。
在籍の女の子が優遇される具体的なケースは下記の通りです。
上がりの時間の融通がきく
送りを先に出してもらえる
いいお客さんにつけてもらえる
とはいえ、派遣の女の子も、人手不足のお店のピンチを救ってくれる大切な存在。
なので、露骨に派遣の女の子たちが差別されるわけではないので、安心してくださいね。
在籍に比べると稼ぎにくい
キャバクラ派遣は、在籍に比べると稼ぎにくいと言われています。
お店が忙しいときの一時的なヘルプという位置づけだからです。
在籍の場合は、指名、同伴、ドリンクなどのインセンティブが売り上げを大きく左右します。
また、週5日フルで出勤するキャバ嬢と派遣で月2回出勤するキャバ嬢とでは、お給料に大きな差が生まれてしまいますよね。
派遣先によっては、ドリンクや場内のバックがありますが、大きく稼げる指名や同伴のバックはないので稼ぎつらいのが現実です。
しかし、在籍キャバクラで指名が取れずに、ノルマの罰金を払っている子の場合は、派遣の方が効率よく稼げることもあります。
予定を立てにくい
キャバクラ派遣には、予定が立てにくいというデメリットもあります。
なぜなら派遣先から、
「女の子に来てほしい」
という依頼がないと仕事がないからです。
働きたいと思った日にお店から派遣会社に依頼があったとしても、自分の働きたいエリアや店舗でないケースも。
また、派遣は働ける人数に限りがあるため、待遇がよい人気の店舗はすぐに埋まってしまいます。
「今週は火曜と木曜が休みだから、キャバクラ派遣で仕事をしよう」
と考えていても、求人がなかったり働きたいお店がなかったりすると、予定が狂いがちに。
働きたい日に働けず予定が組めない、というデメリットを回避するには、多くのお店と契約している派遣会社に登録することがポイント。
さまざまなキャバクラ派遣会社がありますが、当社MORE派遣は2,100を超える多くのお店と契約しています。
また、
出勤するたびに高額なポイントがつく
口コミがあるので事前にリアルなお店の情報を知ることができる
会社に出向かず、自宅にいながらLINEビデオで登録も可能
といった他の派遣会社にはないメリットもたくさんあります。
「どの派遣会社に登録するか悩んでる」
という方は、当社MORE派遣もぜひご検討ください。
お店によって細かいルールがある場合がある
キャバクラ派遣では、毎回お仕事をするお店が違いますよね。
基本的な水商売のマナー(お酒の作り方、ボトルのラベルはお客さんの方へ向ける、乾杯のグラスはお客さんよりも下げるなど)は一緒でも、灰皿交換や場内指名のハンドサインなどはお店によって少し異なる場合も。
また、カラオケがある店舗では、曲の入れ方やデンモク、マイクのハンドサインなども覚えなければいけません。
それぞれのお店の独自ルールを、出勤時にお店の方に聞いて頭に入れておく必要があります。
少しの違いでも、派遣先ではそこのルールに合わせなければいけないので、少し大変かもしれません。
キャバクラ派遣で働くのなら、臨機応変な対応に慣れていくことが大切です。
下記の記事では、キャバクラの基本的なテーブルマナーについて解説しているのでぜひチェックしてみてくださいね。
有名店の依頼が少ない
キャバクラ派遣の少し意外なデメリットとして、有名店の依頼が少ないことが挙げられます。
歌舞伎町や六本木などの超有名キャバクラなどは知名度が高いため、入店希望の女性が後を絶ちません。
どこの店舗も人手不足になりやすい年末くらいしか、働けるチャンスがないのが現状です。
有名店で働きたいのであれば、派遣としてではなく在籍キャストとして面接をうけてみることをオススメします。
時給5,000円を超えるのは難しい
キャバクラ派遣の時給の相場は、3,000円から4,000円程度と言われています。
4,000円台の時給はたくさんありますが、5,000円を超える時給を出してくれる店舗はなかなかありません。
過去にかなりの売り上げがあり、誰もが振り向くような容姿であったとしても、派遣のお給料は一律です。
時給5,000円以上を貰いたいのであれば、派遣ではなく在籍で働くのがおすすめ。
フル出勤ができるだけでも、時給アップに繋がりますよ。
しかし、時給4,000円の派遣であっても、働く時間が5時間を超えると2万円は稼ぐことができます。
できるだけ保証時間が長い店舗に応募してみると、派遣でも稼ぎやすくなりますよ。
キャバクラ派遣が向いている人
キャバクラ派遣が向いている人は下記の通りです。
- 本業がある人
- 気軽にマイペースに稼ぎたい人
- 飽き性な人
- 月に数万程度の収入で満足な人
- 長い期間のシフトが組めない人
本業がある人は、休みの前の日などの空いた時間で、少しでもお金を稼ぐことができます。
毎週金曜の夜だけ出勤するという働き方であっても、お小遣い程度は余裕でGETできるのでおすすめです。
気軽に働きたい、在籍してもすぐにお店をやめてしまう、月に数万程度あればいい、という人にとっても、派遣はちょうどいい働き方といえるでしょう。
キャバクラ派遣なら、出勤するのがイヤになったら応募をしなければいいだけです。
好きな時に働いて、月数万程度稼げるという自由な働き方であればストレスを感じることも少ないですよね。
本業が忙しかったり、結婚していたりする場合、長期のシフトを組むのは難しいです。
「急に明日1日予定が空いちゃった」
というときに、キャバクラ派遣でお仕事ができると、忙しい人でも効率よくお金を稼ぐことができるのでおすすめです。
在籍キャバクラが向いている人
在籍キャバクラが向いている人は下記の通りです。
- がっつり稼ぎたい人
- キャバクラを本業でやっていきたいと思っている人
- 安定したお給料が欲しい人
- 自分にあったお店で長く働き続けたい人
「せっかくキャバクラで働くのなら、月30万以上稼ぎたい」
「キャバクラを本業として働きたい」
という方は、間違いなく在籍店がおすすめ。
売り上げを伸ばして、どんどんお給料アップを目指していきましょう。
毎月安定したお給料が貰えて、自分にあったお店で長く働きつづけたい人も、在籍キャバクラをチョイスするべきです。
自分にあったお店をみつけるのは、意外と難しいもの。
せっかく、働きたいと思うお店を見つけられたのなら、満足いくまで同じお店で働き続けるのもいいと思います。
まとめ
キャバクラ派遣のメリットは、下記の通りです。
- 自由出勤
- いつでも退会できる
- 在籍より時給が高いことも
- 求人にウソがない
- お店面接がないので必ず働ける
- ノルマがなく営業をしなくていい
- 全額日払い
- 人間関係に悩まない
デメリットは、下記のとおりです。
- 在籍女性の方が優遇される
- 在籍に比べると稼ぎにくい
- 先の予定を立てにくい
- お店によって細かいルールがある場合がある
- 有名店の依頼が少ない
- 時給5000円を超えるのは難しい
本業の合間や、プレッシャーなく働きたい人に派遣はおすすめです。
ガッツリ長期で稼ぎたいのであれば在籍で働いてみるのもよいでしょう。
メリット、デメリットを見極めて、自分にあった働き方でキャバクラ勤務をはじめてみてくださいね。
みく
2年の在籍キャバ嬢歴あり。
現在、派遣キャバ嬢とキャバ派遣MOREの事務スタッフをかけもち中。
漫画、アニメ、ダイエット、メイクに給料全てを散財して生きています。
経験を活かし、キャバ嬢さんに少しでも役立つ情報を届けるため、記事を作成しています。
自分のストレス発散のためでもありますが(笑)
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