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キャバクラの厚生費の正体…取り返せる?値下げや無くすことは可能?
2年の在籍キャバ嬢歴あり。
現在は派遣キャバ嬢兼MOREスタッフ。
キャバ嬢さんに役立つ情報を、わかりやすい記事でお届けします。
こんにちは、みくです♪
キャバクラで働いている女性ならば、「厚生費」というワードにはピンとくるはず。
そう、大半のキャバクラ店で、毎回報酬から引かれているあのお金…。
聞いたことはあっても、その正体をしっかりと知らないキャバ嬢は意外と多いです。
私もキャバクラで働き始めてしばらくの間は、厚生費が引かれていることは知っていてもその詳細については全く知りませんでした…。
私もそうだったのですが、この厚生費、安い方がいいな…とか無い方がいいな、と考えるキャバ嬢は多いでしょう。
むしろ、どうにかして返してもらうことはできないの?!なんて感じている方もいると思います。
結論から言うと、この厚生費、返してもらうことはもちろん安くする、減らすということすら難しいお金なのです…。
そんな、キャバ嬢にとっては少々厄介な存在でもある厚生費の正体、知っておきたいと思いませんか?
今回は、数々のキャバクラ店で働いてきた私の経験や弁護士による法律相談の情報を踏まえ、厚生費についてわかりやすく解説したいと思います♪
世の大半のキャバクラでは、厚生費の名目でキャバ嬢の報酬からお金が引かれています。
私が過去に働いてきた数々のキャバクラでも、もれなく引かれていました…。
ただ、この厚生費の詳細については知らないキャバ嬢も多いのではないでしょうか。
キャバクラの厚生費もよくわからない😌
— 隠れメンヘラちゃん (@JVndomgELpnr5Ej) 2019年6月3日
キャバクラにおいては厚生費が引かれるお店が圧倒的に多いですが、実は設定はお店ごとに違います。
たとえば、出勤ごとに決まった額を引くというパターンもあればパーセンテージで引くパターンもあります。
私の経験上、出勤ごとの場合1回につき500~2000円、パーセンテージの場合は10~20%くらい引かれるパターンのお店が多い印象です。
厚生費に関しては、キャバクラ界においても明確な決まりやルールが存在しないため、お店ごとに設定がバラバラ…というのが現状です。
キャバクラの厚生費が何に使われているのか?というのは気になるところ。
実はこの使い道というのも、明確な決まりがないのでお店ごとで違ってきます。
例えば、報酬から送迎代やヘアメイク代が別途で引かれていなければ、厚生費でまかなっている場合があります。
また、お店やグループで旅行や飲み会があれば、厚生費が使われている場合があります。
私が過去に働いていた中には、お店のキャバ嬢と黒服全員で、親睦会ということで年に数回飲み会を開催するお店がありました。
この時の会費はもちろん無料!おそらく厚生費が使われたのだと思います。
ここまで読んで、
「送迎もヘアメイクも別で引かれている上に親睦会もない!」
というキャバ嬢さんもいるでしょう。
厚生費は今紹介した以外にも、トイレットペーパーやグラスなどの消耗品に使われていることも多いです。
一言で厚生費といっても、キャバクラにおいてその使い道は本当に様々なのです。
実は、お店や税務署に申告することで厚生費が返ってくるのでは?と思っているキャバ嬢さんが意外といるようです。
これに関して本当のところはどうなのか、解説していきます!
そもそも厚生費は、先ほどの「キャバクラの厚生費の使い道」の項を読めば分かる通り、キャバ嬢のため、もしくはお店の運営のために使うという理由で引かれているお金です。
そのようにして引かれる厚生費を、お店に請求したところで基本戻ってはきません。
私たちキャバ嬢が働く上で必要なお金なのだ、と納得するしかなさそうです。
しかし、法律相談の情報によると厚生費の項目で引いたお金がピンハネであるなど悪質性がある場合、弁護士に相談することでお金が返ってくる可能性は多少ですがあるようです。
ただ、もしそうまでして厚生費を取り返そうとする場合、少額訴訟をおこすなどある程度大きな事態に発展することは覚悟しなければなりません。
ついつい勘違いしてしまうキャバ嬢さんが多いので注意しなければならないのがこちら。
キャバ嬢が毎年税務署に申告するのは「確定申告」というものです。
確定申告については、詳しくはキャバ嬢も確定申告しなくちゃいけないの!?キャバクラで働く人のための確定申告講座!!をぜひご覧ください!
確定申告は、払いすぎた税金がある場合のみ、その超過分が返ってきます。
お店から引かれるお金の中には、厚生費意外に税に関する項目もあるはず。
そう、税務署に申告し返ってくる可能性があるのは、その税に関するお金の一部なのです。
この辺は少しややこしいので、少し混乱してしまいますよね…!
ただ一つ、覚えておいてほしいのは、厚生費と税は別だということ。
厚生費は確定申告しても戻りませんので、一緒にしないよう注意が必要です。
ここまでお話してきたとおり、お店に請求することも、税務署に申告することもできない厚生費…。
では、厚生費の金額を下げたり無くしたりすることはできるのか、というのは気になりますよね。
次はこの辺りを解説していきます♪
厚生費は、取り返すことも難しいのですが…下げたり無くしたりすることも基本的に不可能です!
取り返すことができないならば、せめて額を下げたり、できることなら無くしたりしてほしい、と感じるキャバ嬢さんの気持ちはよくわかります。
しかし、別項でお話したとおり厚生費として徴収しているお金は店の運営にも関わっているため、基本的に個別で厚生費を下げてもらう、無くしてもらうなどの調整は不可能なのです。
徴収するお金に差をつけると、お店のキャバ嬢同士のトラブルにも発展しかねません。
返ってこない上、金額を下げることも無くすこともできない厚生費。
もし働くお店の厚生費が高く負担になると感じた場合は、お店を移ることも視野に入れましょう。
厚生費の設定はお店ごとに大きな差があるので、自分に合った設定のお店を探してみると良いと思います!
せっかく慣れたお店を移るということに躊躇するキャバ嬢さんは多いでしょう。
しかし、自分で稼ぐお金から引かれるものはなるべく少ない方が良いと思うならば、移ることを検討するのも一つの手段です。
厚生費が安いお店や、稀ですが無料のお店もあります!
ここからは、これまで話したことに加え、キャバクラの厚生費に関する予備知識を紹介していきます♪
厚生費はお店ごとに設定できるため、高いところでは1出勤3000円、パーセンテージで25%を引くというお店も存在しています。
出勤するごとに1時間の時給分くらい、もしくはそれ以上の金額が報酬から引かれてしまうのです…。
あまりに高い厚生費を設定しているお店は悪質な場合も考えられるので注意しましょう!
最初にも書きましたが、私の経験上、出勤ごとの場合1回につき500~2000円、パーセンテージの場合は10~20%くらい引かれるパターンが多いというのを参考にしてみてください。
実は、時給から厚生費を引くパターンのお店も稀に存在します。
しかも、こうしたお店がそれを明記せず求人を出していることがあるのです!
時給3000円と書いてあったとしても、たとえばそこから厚生費20%が引かれれば実質時給は2400円。
時給が良いと思って働き始めても、実際はこのように求人情報と全く異なる条件になるパターンもあるので、ここはしっかり面接で確認しておきましょう!
金ないからキャバの体入行きたいけどケチだから自分の稼ぎから10%とか厚生費?とか取られんのまじで嫌だ、引いた額を自給として提示するシステムにしてくれ
— 顔面サクラダファミリア (@menheraganbaru) 2019年8月1日
厚生費がいくら引かれるのか、ということについて働く前から知っているキャバ嬢さんは少ないと思います。
なぜなら、大体のキャバクラ求人において、厚生費に関しては触れられていないからです!
報酬からお金が引かれるというのはマイナスなイメージを持たれることが多いため、求人を出すにあたってわざわざそれを書いている求人の方が珍しいのです。
ただ、どうせ引かれるならばそのお店が厚生費としていくら徴収するのか、というのは事前に知っておきたいと思いませんか?
そう感じているキャバ嬢さんは、新宿/歌舞伎町のキャバクラ派遣ならMORE|66店契約中をチェックしてみてください♪
派遣専門にはなりますが、厚生費を明記して求人を紹介しています。
厚生費まで触れて求人を掲載しているのはとても珍しいと思います!
もし、働きたいお店に関して厚生費の情報がどうしても手に入らない場合は、面接で直接聞いてみましょう。
きちんとしたお店ならば、その時点でしっかりと答えてくれるはずです。
厚生費は、キャバ嬢のためもしくは店の運営に関することに使われているお金です。
そのため、大概のお店では徴収されますし、基本的に請求しても戻ってこないものだと理解しておきましょう。
税務署に申告して返ってくる可能性があるのは税金だけで、厚生費は戻りません!
厚生費はお店によって異なるため、もし厚生費が高すぎて負担に感じる、または思ったより稼げない等困っているキャバ嬢さんは、お店を移ることも検討するべきだと思います。
キャバクラのお店は数多くありますので、自分に合った設定のお店で気持ち良く稼ぎましょう!
2019年11月19日
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