「キャバクラって、女の子同士の派閥争いとかありそう」「喧嘩とかいじめが多いんじゃないか？」というイメージ、未だに根強いですよね。。。

実際、人間関係に疲れて移籍を繰り返すキャバ嬢も少なくありません。

ただでさえ「女子が多い職場は人間関係で疲れる」と思っている人は多いし、キャバクラを舞台にしたドラマや漫画でも女同士のトラブルがよく描かれているので、それも影響していると思います。

そこで今回は、実際のキャバクラでの人間関係について書いていきたいと思います。

喧嘩・トラブルはこうして起こる！

キャスト同士のトラブルが頻発しているようなイメージもあるキャバクラですが、普通にお仕事していれば、そんなに仲がこじれることはありません。

ドラマなどを見ていると、激しい殴り合いつかみ合いの喧嘩をしているシーンとかがありますが、あれは盛りすぎです。

あそこまでは行きませんが、稀にトラブルが起こってしまうことはあります。「女同士だし、小さいこととかが原因になってるんじゃないの。。。？」と思われるかもしれませんが、キャバクラでのトラブルには、ちゃんと明白なキッカケがあります。「あの子暗いから」とか「ウマが合わないから」とか、そんな漠然とした理由じゃありません。

以下、トラブルの原因となる行為を挙げていきます。

爆弾

まず、「爆弾」というワードの意味を知らないキャバ嬢が増えているので、ここで解説しておきます。

爆弾とは、本指名の女の子の席についたヘルプの子が、そのお客様と連絡先を勝手に交換し、自分の指名客に変えてしまう行為のこと。

もちろん、本指名の子の許可無く名刺を渡したり、連絡先を交換すること自体アウトなのに、とんでもないことですよね。でも残念ながら、やってしまう子がいるんです。。。

ヘルプというのは、本指名の女の子が別卓へ行っている最中、お客様を楽しませるのがお仕事です。爆弾なんてしたらトラブルになるに決まっているし、その本指名の子からの信用だけでなく、他のキャストやお店からの信用も一気に失います。

ヘルプで付いたお客様と仲良くなったら、本指名の子とお客様の関係が切れた時や、本指名の子がお店を辞めたあとに連絡先を交換するようにしましょう。

他キャストの個人情報を勝手に喋る

キャストの個人情報を、お客様に勝手に喋る。これもアウトです。

例えば、住んでいる場所に関しての情報。女の子によっては、ストーカーや店外強要の対策として住んでいる場所や最寄り駅をお客様に明かしていません（あるいは、実際と違う場所を言っている子もいます）。

なのに「○○ちゃん、△△に住んでるって言ってたよ！」などとお客様にバラしてしまう人が、たまにいます。絶対にいけません。

その他、恋人の有無や学歴、年齢など、プライベートな情報は一切喋ってはいけません。

みんな何かしら、お店にいるときだけの自分の設定（＝店設定）を持っているのです。なのに、勝手にリアルな個人情報をバラされてしまっては、仕事に支障が出ます。

あなたが接客しているお客様には、あなた自身の話をしてください。「あの子、平気で他人のプライベートを話しちゃうんだな。。。」と思われたら、人間関係がどんどん壊れていきますよ。

ヘルプの席できちんとした振る舞いができない

お客様に不快な思いをさせてしまうヘルプの子。。。どこにでもいると思います。

「悪気は無いけど、いつも一言多い発言をする」タイプの女の子がヘルプに付いたときに、案の定お客様が嫌がってしまい、ボーイにそっと「もうあの子、○○さんの卓には付けないでください」とかはよくある例です。

その他、わかりやすい例だと、ヘルプなのに酔いつぶれてしまったり、うるさくしてしまったり、逆にボーっと座っているだけだったり。。。ヘルプとしての役目を果たせていないので、こんな子は本指名の子に「いい加減にしろ！」とダイレクトに怒られるか、そっと距離をおかれます。もちろん、本指名の子からもお客様からもNGにされます。

NGのお客様が増えてしまった子は、お店としても困るので（このことについては、いつか記事にしたいと思っています！）、ヘルプとして席に着いたらちゃんとした振る舞いを心がけましょう！

いじめが多いって本当？

売れ始めた子をやっかんでいじめたり、気に入らない子を集団で貶めたり、イヤミな先輩キャバ嬢がいたり。。。そんな面もまだあるんじゃないの？と思われているのがキャバクラの世界。でもはっきり言います。今時、そんなお店の方が少ないです！！

最近のキャバ嬢は賢い人が多いです。いじめに走ったところで無意味なのを知っているし、本当に嫌な子のことは自然に避けます。また、売れ始めている子やかわいい子は、女からも好かれる女であることが多いので、嫌われるどころかむしろ多くのキャストと仲良しになれます。

ドレスを切ったり、物を隠したりするのはドラマの中だけのお話だし、そもそも犯罪行為です。有名な繁華街のキャバクラだと、「○○ちゃんが移籍したのは、前の店で××ちゃんがいじめたからじゃないの。。。？」という噂が上りがちですが、実際はそんなことなかったということが多いです。

上手くやっていける子は、こういう子！

結論、キャバクラ自体が良い人間関係を築きにくい職場なのではなく、問題ある振る舞いをする子がトラブルメーカーになっているだけなのです。

「自分の気に入らない子が、自分より売り上げいいのがムカつくから喧嘩売る！」なんて子どもじみたことは、誰もやりません。

トラブルメーカーがいる一方、お店やキャストに本当に愛されている子もいます。

そういう子は、先ほど紹介した「爆弾」「他キャストの個人情報を勝手に喋る」「ヘルプの席できちんとした振る舞いができない」といった問題ある行動を決してしないだけでなく、それ以外の部分においてもきちんとしています。

人の悪口を言わない

お客様やボーイ、キャストの悪口を言わない子は、みんなから応援される子になります。

悪口を陰で言っていると、めぐりめぐって本人に伝わりますし、言いたい事は直接本人に言うことを徹底しているほうが信用されます。

素直に謝ることができる

お客様を怒らせてしまったり、他キャストに不快な思いをさせてしまったら、きちんと謝ることができることも大切なポイント。言い訳したり、開き直るのではなく、反省しましょう。

そうしてまた、みんなからの信用を取り戻していけばいいのです。

キャスト同士の付き合い方

特定の「仲が良い子」を作らない

待機席にいるとき、ほとんどお店の女の子と話さない方は多いです。。もちろん、ぺちゃくちゃお喋りしているところをお客様に見せるべきではないと思っているからでもありますが、１人でいるほうが安全だからというのもあります。

待機席でお喋りする習慣がつくと、自然と「特に仲が良い子」ができます。いろんな子と話しているうちに、趣味が合ったり、考え方が似ていたり、年が近かったりする子が分かってくるからです。

そういう子とどんどん仲が良くなると、いつの間にか自分のプライベートな事を話してしまいがちになります。そうすると、いつかお客様に自分の情報を明かされてしまいかねません。

実際、仲良くしていた女の子に自分の本名を明かしてしまい、それを客席でネタにされてしまうことも悪い意味でのあるあるです。

人を疑え、と言っているわけではありません。あくまで予防策です。特に仲が良い子には、ついついオープンになりすぎてしまうので注意が必要です。

女の子たちと連絡先を交換しない

女の子同士での連絡先交換も、私は一切していません。

思わぬ噂話や悪口を送られてきても困るから！というのがその大きな理由ですが。。。本当のことを言うと、いざお店を辞めるときに寂しくなってしまいそうだからです（笑）。

連絡先交換をしている子は、辞めたときにメッセージをくれたり何だりしてくれます。そんなことしてくれちゃったら、また戻りたくなってしまうんですよね。。。

将来、未練を断ち切れるように、今から行動している感じです。

それでも気になる！女の世界だし、派閥争いとかあったら嫌だなあ。。。

キャバクラは本当はドロドロした世界ではないということをお伝えしてきましたが、それでもやっぱり怖い！という方、いると思います。

そんな方には最終手段。１日からキャバ嬢になれるキャバクラ派遣をオススメします。

在籍と違って、人間関係に悩むことなく、またノルマも罰金も無いので、気楽さが違います。気になったら是非、キャバクラ派遣MOREにお問い合わせください。

夜の世界に限らず、人間関係がこじれたり面倒くさくなってしまうのは、全て個人の行いに原因があります。だから、キャバクラ＝ドロドロした女の世界！というわけではありません。

きちんとした仕事ができていれば、何も起こりません。同性だらけ職場なので、むしろ働きやすい部分も多いです。安心してくださいね♪