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【解決】キャバクラでクレジットカード手数料が割高な理由とは?
「キャバクラでカード払いをしたら手数料が取られた…なぜだろう?違法なはずなのに。」
「やっぱりキャバクラだとってカード手数料でぼったくられるのかな?」
「カード手数料を安くするためにはどうすればいいんだろう?」
本日はこんなお悩みにお答えします。
やまけんと申します。
私はキャバクラ業界入りして7年以上経過していますが、お客さんとしてもよく歌舞伎町や銀座のキャバクラに遊びに行くんですよ。
やっぱりキャバクラって一回当たりの単価が高いから、現金よりカード払いをしたくなってしまうんですよね。
先日こういったツイートをしました。
キャバクラは他業種に比べてカード払いする際の加盟店手数料が高いから、店的には現金で支払ってほしいんですよね。
中には規約違反なのにカード手数料をお客様から直接請求するお店もあるくらいです。
少しでも損したくないという方は、現金を多めに持って来店することをおすすめします。
— キャバ派遣会社スタッフやまけん (@yamaken19890209) February 16, 2020
本当はカード会社の規約違反なのに、お客様からカード払いの手数料を請求してくるお店があるので、遊びに行く際は現金を多めに持って行った方が良いですよ。
キャバクラ店舗の中には法律にルーズな経営をしているお店も結構ありますし、ぼったくりのケースもよく聞きます。
今回の記事を読んで、少しでもキャバクラで安全に遊ぶイメージを掴んでいただけると嬉しいです。
目次
キャバクラに遊びに行って決済をすると
といった表記をみたことがある方も多いと思います。
これらは10~25%程度セット料金に上乗せする形で請求されるのですが、クレジットカード手数料も同時に上乗せして20%程度請求してくるお店が多いんです。
ですが、クレジットカード払いで手数料を請求するのって他の業種だとイメージしにくいですよね。
ここではどうしてこんな割高な手数料を請求されるのかを解説していきます。
クレジットカード手数料をお客様から直接請求するのは、クレジットカード会社と導入する店舗間の規約上違反行為に当たるんです。
第7条(信用販売の方法)
11.加盟店は、有効なカードを提示した会員に対して、商品の販売代金ならびにサービス提供代金について手数料等を上乗せする等現金客と異なる代金の請求をすること、およびカードの円滑な使用を妨げる何らの制限をも加えないものとします。
また正当な理由なくして信用販売を拒絶し、代金の全額または一部(税金、送料等を含む)に対して直接現金支払いを要求する等、会員に対して差別的取扱いは行わないものとします。
引用:三井住友カード加盟店規約
上記のように、どのカード会社でもクレジットカード手数料を直接請求するのは禁止しています。
ですがキャバクラ店の多くが暗黙の了解として、この規約を守らずに手数料を請求しているというのが実態なんですね。
通常、店舗が決済にクレジットカードを導入する場合、カード会社と提携する必要が出てきます。
そしてお客様がクレジットカード決済をする度に、カード会社側に手数料を10%程度支払って、クレジットカード決済をさせてもらっているという仕組みになっているんですね。
つまり、クレジットカード決済を導入した店舗は、支払いの度にカード会社に10%程度の手数料を払っているということです。
例えば、合計金額が10000円だった場合、1000円の手数料(カード手数料10%と仮定)を店舗が加盟店手数料としてカード会社に毎回支払っているという構造になります。
実はこの加盟店手数料は業種によって異なるのですが、キャバクラは10%程度と少々割高なんですね。(コンビニなどは1%程度だったりします)
なので、店舗的にはこの手数料分を相殺するためにお客様から請求するというわけです。
通常の飲食店スタッフだと、給料の支払いが銀行振込になるのでイメージつきにくいと思いますが、キャバクラの女の子への給与払いは現金払いが多いんです。
というのも、銀行振込にするとキャバ嬢が途中で飛んでしまうリスクがあるんですよね。
例えば、学生時代バイトしていた時に「給料はどうせ振り込まれるから行かなくても問題ないか」といった感じで、音信不通になってしまう人が少なからずいたと思います。
反面給料が手渡しだと、少なからず給料を受け取るまでは出勤しないと未払いになるので、ばっくれることができないんですね。
現金商売をするところは、脱税に手を染める店舗が比較的多いと言われています。
その中でもキャバクラは、バック(キャバ嬢への細かい報酬)等が複雑で売上の管理が非常に面倒なので、脱税をする店舗が多い業態です。
在庫管理で不正を行う店舗も多く、「どのドリンクがどのくらい売れたのか」を曖昧にしているところも結構あります。
クレジットカード払いをされてしまうと、データとして支払い状況が残ってしまうので、脱税した時のリスクが高くなってしまうというわけす。
キャバクラで遊ぶ時に、クレジットカード手数料を安く済ませたいという方がするべきことをまとめていきます。
基本的にはクレジットカード手数料を安く済ませることは厳しいですが、手数料のぼったくりを防ぐためにすべきことをまとめたので参考にしてみてください。
キャバクラは普通の飲食店と比べて、比較的融通が効きやすい点があります。
なので場合によっては「手数料をなくして欲しい」という交渉に答えてくれることもありますよ。
ルーズな経営をしている反面、お客様に対する要望にも聞いてくれやすい側面があるんですね。
とはいったものの、「キャバクラはぼったくりで有名だし値引きなんて難しいはず」と感じるかもしれません。
確かにこの場合、お店側と、ある程度の信頼関係を構築しておく必要がありますよ。
例えば、ボトルキープを注文したり、定期的にリピーターとしてお金を落としているといった状況じゃないと、値引き交渉を聞いてくれることは少ないです。
ジャブジャブお金を落としてくれるようなお客様なら、お店側としても「このお客さんにはまた来てもらいたいから多少値引きするか」といった判断がしやすくなるので了承してくれることが多いですね。
お店によっては、QRコード決済を導入しているところも増えてきています。
QRコードにすれば、手数料を引かれないといった店舗もたまにありますよ。
というのもQRコード決済の方がクレジットカード払いよりも、お店側が支払う手数料が少ないケースが多いので、わざわざ手数料を請求する必要がないからですね。
まだまだ浸透しきれていない決済手段ではありますが、今後更に拡大していく見込みなので、試してみるのも良いかもしれません。
極論ですが、クレジットカード払いをしないのが一番かと思います。
実際キャバクラに遊びにいくお客さんの多くが現金払いですし、そもそも現金払いを意識づければ問題解決するからです。
キャバクラに遊びに行くときは、少し多めの相場感を意識して現金を用意すると良いですよ。
お金を使えば使うほど楽しめるような仕組みになっているので、ケチってしまうとそれだけ楽しめなくなってしまいます。
相場感について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
キャバクラで遊ぶときは、クレジットカード払い以外にもぼったくりを防ぐ必要のあるケースがあります。
通常の飲食店と比べて料金システムが複雑なのと、水商売という性質上高額請求がしやすい部類になってくるんですね。
ここではよくあるぼったくりケースを解説していきます。
キャバクラで遊ぶと、チャージ料というものが発生します。
チャージ料は「席についている時間×金額」のことで、席についた時間分だけ料金が請求されるんですね。
例えば、きちんと時間を把握せずに楽しんでいたら意図せず延長料金が上がってしまって「チャージ料だけでも数万円に達してしまっていた」なんて話はよく聞きます。
予めどのくらいの時間楽しむつもりなのかをはっきりさせておく必要があるでしょう。
キャバクラへ行くときの注意点
チャージ料が安いキャバクラ店に多いのですが、ドリンク代やボトル代が高額なケースです。
表向きでは 「チャージ料が安いですよ」と宣伝することでお客さんを誘導し、席に着いたらドリンク等を多く注文させることで単価を上げていくといった戦略です。
初めてキャバクラに遊びにいくお客さんが陥りやすいパターンですね。
こういった表向きでは安いキャバクラのぼったくりについての実態は、こちらの記事で解説しているのでよかったら参考にしてください。
キャバクラに遊びに行くと、サービス料というものが請求されます。
サービス料というのは、黒服によるエスコートやホールのサービスに対する料金という名目を取っていることが多いですね。
チャージ料に+10%程度が相場ですが、消費税やクレジットカード手数料と混合して水増し請求してくることもあるので気をつけてください。
私やまけんもお客さんとしてよくキャバクラに遊びに行くのですが、このサービス料は毎回注意するようにしています。
というのも、キャバクラは会計時に詳細なレシートが渡されることが少ないんですね。
過去に来店したぼったくり店舗は、予想をはるかに上回る高額請求をされたので、「セット料金+ドリンク代+諸々料金」を計算した上でどのくらいサービス料が上乗せされているかチェックしたところ、40%程度上乗せされていることがわかりました。
「流石にぼったくりだろ…」と思いましたが、キャバクラ業界の人間である以上反論するわけにもいかず、泣き寝入りしてしまったことを覚えています。
皆さんもぜひ気をつけてください。
キャバクラはクレジットカード払いをせずに、現金を少し多めに持参して遊びに行くのがおすすめです。
店舗側はあらゆる手を使って高額請求しようとしてくるので、十分注意してくださいね。
もし出来る限り手数料を少なくして遊びたいという方は、なんども足を運んで店との信頼関係を構築していってから値引き交渉をしてみるのも良いかもしれませんよ。
2020年02月07日
2020年02月07日
2020年02月07日
2020年02月07日