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【経営者必見】キャバクラの開業資金や安く済ませる手段!
「キャバクラを開業する時ってどういった手続きが必要何だろう…?」
「キャバクラを開業する時って、どんな備品や設備が必要で初期費用ってどのくらい何だろう?」
このような思いをお持ちの方向けに書いています。
やまけんと申します。
私やまけんも5年前にキャバクラ店長をしていたのですが、店舗の内装や広告費など運営に必要な資金を調達するのに苦労しました。
先日こういったツイートをしました。
キャバクラの開業に必要な資金は1500万円程度です。
設備資金と運営資金が必要なので、それぞれかかってきますね。
何かと経費がかかりそうなキャバクラですが、実際集めるべき備品や考えることは多いです。
できる限り資金を抑えたいなら居抜き物件を選ぶのがおすすめですよ。
— やまけん (@yamaken19890209) January 8, 2020
キャバクラの開業に必要な資金は1500万円程度で、できる限り経費を抑えるなら居抜き物件を選ぶのがおすすめです。
今回は開業に当たってどのようなものを集めなければならないのか、開業時の注意点とは何かについても触れていきます。
これからキャバクラを開業しようと思っている方は、是非参考にしてみてください。
キャバクラ開業に必要な資金は1500万円程度です。
開業資金の内訳としては、大きく以下のようになります。
設備資金というのは所謂初期投資として必要になる資金で、運転資金は事業を拡大維持するに当たって必要な資金を指します。
ここでは設備資金について詳しく解説していきます。
お店のコンセプトや立地によって異なりますが、大まかな目安として開業に必要な資金をまとめます。
物件費用 | 400万円 |
---|---|
内装や外装費 | 300万円 |
厨房などの設備費 | 200万円 |
宣伝費用 | 30万円 |
求人費用 | 30万円 |
POSレジ | 20万円 |
各種手続き費用 | 50万円 |
あくまで目安ですが、初期費用だけでも1000万円以上はかかってくるでしょう。
それに加えてある程度の運営資金は用意しておくべきなので、1500万円程度はあると安心です。
物件費用については、以下のように分けられてきます。
保証金は初回家賃の4~10カ月分程度が相場になっており、全部合わせると400万円程度になります。
立地や物件の広さなどにもよりますが、少し多めに見積もっておくと良いでしょう。
キャバクラは他の飲食店と比べて、内装費や外装費にも資金が多くかかってきます。
というのも、キャバクラは雰囲気を楽しむための空間を演出することが、一つの付加価値になっているからです。
特に内装に必要なソファやテーブルなどは、キャバクラ感を出すことのできる備品を用意する必要があります。
安くても300万年程度は用意しておくと良いでしょう。
通常の飲食店に比べてキャバクラは接客業の色が強いので、厨房などはそこまでこだわらなくても良いでしょう。
とはいったものの、ボトルの管理や調理器具など飲食業として最低限の設備は用意する必要があります。
居抜き物件ならば厨房設備などが既についているケースが多いので、チェックしてみると良いでしょう。
予算としては200万年程度を見積もっておくと良いでしょう。
ぼくし、先週ボスとお酒飲んでた時に
ボ「5000万出資するからキャバクラやろうよ!!!」
す「え、めっちゃ面白いっすね!笑(とりあえずノッておこ…)」
て、やりとりがあって
今日のお昼に
「キャバクラの居抜き見つかった⁉️😠なんで探してないの❗️❗️」って詰められたンゴ〜:;(∩´﹏`∩);:
— すずきじゅんや@ふぁみりぃおふぃす(世界で500番目くらいの超富裕層の専属資産管理やってるぎゃる) (@suzukijunya08) December 20, 2019
せっかくキャバクラをオープンしても、お客様がきてくれなければ意味がありません。
なので、宣伝費用も初期の段階からある程度予算を組んでおきましょう。
特に最近はキャバクラに来店するお客様の客足が遠のいているので、きちんとPRしないと興味を持っていただくことには繋がりにくいです。
規模感にもよりますが、30万円程度は見積もっておくことをお勧めします。
求人については、体入ドットコム、バイトルなどの求人サイトか派遣サービスに登録するのが一般的です。
基本的には期間ごとに求人費用を支払う形になりますが、ナイトワーク専門の仲介サイトなどもあるので上手に活用しましょう。
また、スカウトや紹介といった求人の手段もあるので、予算に合わせて上手に調整していくのが良いでしょう。
求人費用は50万円程度用意しておくと良いです。
初期の段階から会計システムを導入しておきましょう。
キャバクラは指名料や同伴料などバックが複雑なので、ナイトワーク専門のPOSレジを導入するのがおすすめです。
具体的には、TRUSTという水商売専用の会計ソフトを導入すると良いですね。
脱税などが疑われやすい業種というのもあるので、できる限り厳格に管理することをおすすめします。
大体20万円程度は予算として用意しておくと良いでしょう。
開業をするということはそれだけの責任を負うことになるので、様々な手続きが必要になってきます。
例えば風営法の営業許可を取得するのにも5万円程度かかってきます。
より健全な経営を望むなら顧問弁護士などをつける必要も出てきますし、予算として50万円程度は見積もっておくと良いでしょう。
開業資金が多くかかって大変に感じるかもしれませんが、居抜き物件ならある程度経費を抑えられるのでおすすめです。
居抜き物件というのは、以前営業していた店舗がキッチンなどの設備を残した状態の物件を指します。
費用を抑えるためにも居抜き物件について詳しく知りたいという方はこちらの記事を参照してください。
前項まででキャバクラ開業にかかる費用を解説していきましたが、ここからはキャバクラ開業をする際に最低限するべきことについて解説していきます。
いざ開業するとしても、「何から着手すればいいかわからない」というのが実際のところですよね。
ここでは開業未経験者にもわかりやすいように必要な事項をまとめたので、是非参考にしてみてください。
【意外と難しい?キャバクラ店開業までの道のり】
通常の飲食店と違って、キャバクラ開業時は風営法の営業許可を取得する必要があります。
許可を申請しないで営業してしまうと、2年以下の懲役または200万円以下の罰金が科されるので、絶対にやめましょう。
風営法の営業許可は以下のように分類されます。
第1号 | 接待を行う飲食店(クラブ・キャバクラなど) |
---|---|
第2号 | 照度を小さくして営む飲食店(カップル喫茶など) |
第3号 | 他から見通せず仕切られている営業(ネットカフェなど) |
第4号 | 射幸心をそそる恐れのある営業(麻雀やパチンコなど) |
第5号 | 射幸心をそそる遊技設備を用いた営業(スロットマシーンなど) |
上記の中でもキャバクラは第1号許可に分類されます。
ちなみに第1号において言われる接待というのは、キャストがタバコの火をつけてあげる行為や、カラオケで遊ぶ行為など、幅広く定義されますよ。
コンセプトを決めることは、開業において最も重要です。
お店のコンセプトについては、経営者の方向性によって変わってきますが、できる限り特異なコンセプトを設計することをお勧めします。
というのも、現在はキャバクラ全体が不景気で、新規参入したとしても差別化するのが難しい状況だからです。
コンセプトを決める際はできる限り狭いターゲットでニーズにあった経営企画ができると良いですね。
私やまけんも5年前のキャバクラ店長時代、お店の方向性を決めることに大変苦労しました。
若いお客様向けに展開を考えていて、新入社員や学生に刺さるようなコンセプト設計を考えたのですが、やはり今の若いお客さんは相席屋などの競合に足を運ぶケースが多かったんです。
なので、できる限り入店障壁が低くなるように安めの価格設定や若いキャストの求人に力を入れましたが、昔からのキャバクラファンである中年男性がお客様の大半だったという実態があります。
結局若い層向けの施策はうまくいかず、何度も方向転換を繰り返しました。
このようにお店の方向性が都度変わってしまうと大きく経費がかかってくるので、できる限り初期の段階から定めておくことをおすすめします。
前述しましたが、店舗経営をするには開業資金が必要になってきます。
1500万円程度は最低でも用意しておいた方が良いですが、できる限り予算を抑えることは意識しましょう。
キャバクラは市場の振れ幅が広く、時代の流れや風潮に左右されやすい業態です。
実際、2005年頃にはキャバクラが大変ブームでしたが、近年(2010年以降)は相席屋などの競合に客足を持って行かれているケースが多いんですね。
こうした時代の流れに置いて行かれないためにも、ある程度の資金力を持った上で開業することをおすすめします。
キャバクラを開業する時に気をつけておきたい点を紹介していきます。
開業をするということはどんな業態であれリスクがかかるものですが、リスクをできる限り抑えることはできます。
ここではできるだけリスクを抑えるために押さえておきたい注意点をまとめたので、是非参考にしてみてください。
キャバクラ経営をするに当たって、会計ソフトの導入は必須と言えるでしょう。
というのもキャバクラは成果報酬型を取り入れるケースが大半なので、様々なバック(歩合)計算をしなければなりません。
それらの計算を伝票などを元にして計算してしまうと、税務管理や報酬未払いなどのトラブルに繋がりやすいです。
なので、会計ソフトを導入したり、税理士や会計しを雇うなどの対策をするべきでしょう。
予算は前述したように20万円程度を見積もっておくと良いですね。
キャバクラを出店する際には、立地面でもいくつか考慮するべき用件があります。
まずはその地域が、商業地域であるかどうかを確認しなければなりません。
風営法の規則を考慮した時、商業地域であればキャバクラを出店することができるからです。
また、保全対象施設(学校や図書館など)が近くに無いことを確認する必要もあります。
というのも、キャバクラ営業をこうした施設の付近で行ってしまうと、若年層に対しての悪影響が考えられてくるからです。
なので出店する際は自ら足を運んで、立地面に問題がないかしっかり確認することをおすすめします。
キャバクラ開業する際にはできる限り資金面も余裕を持っていた方がいいですが、無駄に費用をかけすぎてしまわないようにしましょう。
やはり初期費用をかけすぎてしまうと、後々拡大していくタイミングで資金を投下するのが難しくなってきてしまうからです。
人件費も他の飲食店に比べて高く設定せざるを得ない業態なので、キャストの増員等はかなりの負担になります。
居抜き物件を利用するなどできる限り初期費用を抑えた開業を心がけましょう。
とはいったものの、「キャバクラなんだからできる限り豪華な内装にしたい」と考えるかもしれません。
ですが、内装や外観にそこまでこだわってしまうとかなりの負担になります。
確かに最低限雰囲気を演出することを心がけることは大事ですが、お客様は雰囲気よりキャストの接客を楽しみにしていることが大半です。
なので、キャストのモチベーションを向上させるためにも、その分を人件費向上に割いた方が効果的でしょう。
キャバクラ開業には1500万円程度必要です。
物件費用だけでなく、備品や手続き費用なども考慮してくださいね。
また、開業資金はできる限り安くすることを心がけましょう。
業務拡大に合わせてコストも上がってくるので、様々なトラブルを考慮した予算を組んでおくようにしてくださいね。
2020年02月07日
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