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キャバクラの語源は2説!経営者なら最低限知っておきたい知識!
「キャバクラ開業を考えている!語源くらいは知っておきたい」
「そもそもキャバクラって何なのかザックリとでも知りたい」
そんな思いを持った方に向けて書いています。
やまけんと申します。
私は4年前キャバクラ店長をしていたのですが、恥ずかしながらその頃キャバクラの語源を知りませんでした。
しかしそれからキャバクラ派遣で働き始めて、キャバクラ全般の知識を蓄えようと思い徹底的に調べることにしました。
先日このようなツイートをしました。
「皆さんはキャバクラの語源をご存知ですか?
1)「キャバレー」「クラブ」を合体させた言葉説
2)「キャンパスクラブ」の略称説上記2つの説があります。1)の説が主流で、元々はキャバレーのカジュアルさとクラブの高級感を掛け合わせた言葉だったんです。
— やまけん (@yamaken19890209) December 19, 2019
キャバクラの語源は「キャバレークラブ」と言われていて、キャバレーのカジュアルさとクラブの高級感を掛け合わせた言葉だったんです。
店長時代の私はキャバクラに関わる仕事をしているにも関わらず「キャバクラの語源って何ですか?」という質問に答えることができませんでした。
今考えると「語源くらいはもっと早くに知っておくべきだった」と後悔しております。
皆さんが恥をかかないために、キャバクラに関連した水商売の語源等も紹介していくので最後まで見ていってください。
目次
キャバクラの語源はキャバレーとクラブを合体させた言葉という説が主流です。
キャバクラが登場したのは1980年代頃と言われており、日本のバブル期に合わせて段々と広がっていきました。
ちなみにキャバレーは1930年頃に登場したと言われており、1950年頃から企業の接待で使われるようになってきたんです。
またちょうど1950年頃から日本にクラブが普及し始め、その流れで1980年頃キャバクラが出来上がったという流れがあるんですね。
キャバレーのカジュアルさとクラブの高級感を掛け合わせたお店としてキャバクラは当時大流行しました。
キャバレーとはダンスフロアでホステスとお客さんが一緒に踊る飲食店のことをいいます。
今では日本だとあまり店舗を見かけませんよね。
銀座で有名なキャバレーの「白いバラ」も2018年1月10日に閉店してしまいました。
詳しくは、銀座最古にして唯一のキャバレー「白いばら」は何故枯れないのか?をご参照ください。
ちなみに元々キャバレーフランスで生まれた文化で、芸人のショーを見ながら楽しむ形式のレストランだったのです。
市民の娯楽として楽しまれていたものが日本に輸入され、ホステスが接客する娯楽となったという経緯があります。
クラブとは会員制になっていて、ホステスとゆっくりお酒を楽しむことができるといった点が特徴です。
基本富裕層向けに営業しており、お客さんの社会的地位はキャバクラに比べて高いことが多いです。
例えば銀座会員制高級クラブ「J」は伝統のある高級感あふれた環境でお客さんとゆったり時間を過ごせるクラブです。
クラブはキャバクラが普及する以前からあり、今でも銀座や六本木などを中心に多数店舗があるんですね。
私ヤマケンは4年前キャバクラ店長をしていました。
店長をしていて意外だったのですが、お客様からキャバクラについて結構良く聞かれるんですね。
ある日、常連のお客様とキャバクラの歴史について話していたのですが、
「そういえばキャバクラの語源って何なんですか?」
という質問に答えることができず、恥をかいた経験があります。
キャバクラ業界の景気等についてはマメに調べていたのですが、歴史や語源について全く知らなかったことにその時気づきました。
やはり業界の責任者として、語源くらいは知っておくべきだったなと今でも感じます。
キャバクラの語源について「キャンパスクラブからきている」という説もあります。
キャンパスクラブというのは、その名の通り女子大生がアルバイト感覚で男性客に接客するお店で、今でいうキャバクラよりカジュアルなイメージです。
キャンパスクラブはキャバクラが普及し始めた1980年より少し前から出店されており、気軽に女子大生が接客する流れを作ったと言われています。
キャバクラといえば、若い女性がラフな感じで接客する点が魅力ですよね。
こういった接客体系を作ったのがキャンパスクラブと言われているわけです。
そもそもキャバクラについて良く知らない!という方も多いと思うので、ここではキャバクラの概要について解説していきたいと思います。
キャバクラというのは女性店員(キャスト)が男性のお客様を接客する飲食店のことを表します。
女性店員が接客をするので風俗営業の枠組みになりますね。
ちなみに接客というのはお客様にライターの火をつけるなども含まれますよ。
この時風俗営業1号許可という風俗営業許可を取る必要があります。公安委員会にもらうといった流れですね。
詳しいキャバクラの歴史については、こちらの記事をご参照ください。
良く間違えやすいのですが、キャバクラとスナックも違います。
キャバクラは席に座って1対1で女性店員に接客してもらいますが、スナックの場合はカウンター席がメインとなり1人の女性店員で複数客を接客する形になります。
またスナックにもボックス席があることが多く、女性店員が隣に座って接客してくれることもあります。
しかし、指名制度がないのでお気に入りの店員に指名料を払うことができないのが特徴です。
時間無制限のスナックもあるので、一つのお店でゆっくり会話やお酒を楽しみたいという方は通いやすいスナックを見つけて常連客として楽しむのがおすすめです。
キャバクラだけではなく、水商売全体についても知っておいた方が良いです。
というのも、キャバクラに関わる仕事をしていると良くお客様から「そもそも水商売とは何なのか」や「水商売ごとの違いは?」を聞かれることが多いからです。
考えてみればその辺りの知識ってわかりませんよね。
ここでは水商売における最低限の知識をまとめました。
そもそも水商売というのは、時代の流れに影響を受けやすい商売のことを言います。
今では、水商売=女性が接客するお店と考えるのが当たり前ですよね。
しかし元々は作家やスポーツ選手といった職業も、時代の流れに流されやすく不安定といった意味合いで水商売と括られていたのです。
キャバクラに関しても、客足が時代の流れに流されやすく、女の子の労働環境が比較的不安定と言われています。
なので、水商売という括りに入るわけです。
ではそんな水商売の語源ですが、1説では泥水稼業からきていると言われています。
泥水稼業という呼び方は、江戸〜明治の時代に芸妓や娼婦を職業とする女性が男性客におもてなしをしている姿に対して呼んでいたようです。
その仕事内容や労働環境は非常に過酷で、男性客の気分によって左右されることから、泥水稼業は水のように左右される商売と言われるようになったとのことです。
水のように左右される商売という意味合いが水商売という言葉の由来なんですね。
江戸時代に水茶屋で若い子が接客をしていたことから、水商売という言葉ができたという説もあります。
水茶屋というのは、今でいう駄菓子屋のようなお店で、お菓子などを道端で提供する屋台のことです。
この水茶屋ですが、実は裏で性風俗的な接客をしていたと言われています。
いつの時代も変わらず性風俗は人気だったんですね。
こういった歴史をなぞって、「水茶屋=水商売」といった呼び方をするようになったのではないかと言われています。
水のように流されやすい商売=水商売という説もあります。
水は常に止まることなく流れており、気候や環境によってその方向や勢いを変えていきます。
こういった不安定な様を商売に置き換えて、水商売という言葉ができたのではないかと言われているんですね。
キャバクラも景気や現場の状況に流されやすい商売ですから、あながち間違っていないのかもしれません。
意外に感じるかもしれませんが、水商売の業種は結構多様なのです。
上記のような水商売が日本では主流になっており、それぞれ客層が異なります。
なので、これからキャバクラを開業したい!と考えている方は、様々な水商売がある中でどうしてキャバクラを選択したのかを考えると良いでしょう。
もしかしたら想像しているコンセプトは、キャバクラ以外の選択肢の方が適しているかもしれません。
【夜のお店講座】キャバクラとガールズバー、3つの特徴とは..?【初回】
キャバクラだけではなく様々な水商売についての知識を蓄えていくと、適切なニーズに対してのコンセプト設計が可能になるでしょう。
キャバクラの語源は2説あります。
「キャバレークラブ」からきているという説が濃厚なので、そちらで覚えておくのが良いでしょう。
繰り返しになりますが、キャバクラを開業する際は歴史や語源等最低限の知識は押さえておくと良いです。
お客さんに聞かれた時に即座に答えれる状態にすると恥をかかずに済みますよ。
また水商売全般の知識についても押さえておくと開業の時に役立つと思うので、ぜひ色々調べてみてくださいね。
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