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黒服の仕事内容とは?【若手から稼げるけど辛いです※経験談あり】
「黒服とはどんな仕事内容なのか知りたい」
「黒服の仕事は辛いのではないかと不安」
この記事はそんな思いお持ちの方に向けて書いています。
ヤマケンと申します。
私は7年前にキャバクラ業界の一員として業務に携わったのですが、それ以降、3年間黒服を経験し、キャバクラ店長となりました。
そんな中、黒服という仕事の辛さや裏事情まで幅広く体感してきたのです。
このようなツイートをしました。
黒服とは水商売で働くウエイターのことを言います。
実際黒服の仕事は他の飲食店業務に比べて辛い現場であることが多く、理不尽な扱いを受けてしまうことも多数あるのです。
しかし若手から大きく稼げるといった点が魅力的でもあるので、成長意欲の高い人や向上心の強い方にはおすすめですよ。
— やまけん (@yamaken19890209) December 7, 2019
黒服の仕事は他の飲食店に比べて厳しい環境であることが多いですが、若手から大きく稼ぐことができます。
今回は私自身が黒服として勤務していた経験を踏まえて、黒服の仕事内容について詳しく解説していきます。
最後の方には黒服とキャバ嬢の恋愛についても解説するので、是非、参考にしてみてください。
そもそも黒服とは、水商売で働く男性従業員(アルバイト)全般のことを指します。
キャバクラ店員をイメージしていただけるとわかるのですが、基本的には黒と白のスーツで統一されていますよね。
明治時代に西洋から「フォーマルな洋装」の文化が輸入されてから、日本の正装が黒のスーツという慣習が出来上がったと言われています。
黒服の定義については店によって若干異なっていることが多いので、そのお店ごとの定義に合わせましょう。
誰しもが一度は「黒服とボーイは何が違うの?」と疑問に感じる瞬間があるかと思います。
どちらも同じような意味合いを持っていながら、使い分けている店舗も多いのでややこしいですよね。
実際は黒服とボーイに明確な違いがありません。
ですが、言葉の持つイメージが若干異なるといった点があり、黒服の方が若干上流階級として扱われている店舗が多いです。
上記のような分類の仕方をしているキャバクラ店舗もあります。
そのお店によって異なるので、黒服の業務に興味があるという方は自分が所属する店舗の仕組みを把握しておきましょう。
黒服の仕事はアルバイトから店長まで幅広いです。
基本的には女の子にとって働きやすい環境を整える仕事であると覚えましょう。
ここからは黒服として階級を上げていくステップごとに、仕事内容や給料面を紹介していきます。
まずアルバイトスタッフですが、掃除や片付けなどの雑務が主な仕事内容であると覚えましょう。
営業中のウエイター業務や買い出しなども頼まれます。
一般的な飲食店のホールスタッフが任されているような仕事をイメージしていただけると近いでしょう。
キャバクラなどの水商売は階級社会の色合いが強く、基本的に正社員や店長に言われたことに逆らえません。
理不尽な程雑務を押し付けられるような店もあることから、最も辛い時期であると言われています。
給料についてはアルバイトスタッフは時給制が多く、平均時給2200円程度と言われています。
他の居酒屋等のアルバイトに比べて圧倒的に高いですね。
正社員になると、女の子のメンタル管理やホールの付け回し(お客様に女の子をマッチングさせる仕事)といった業務を任せてもらえるようになります。
アルバイト時代に比べて任せてもらえる業務の幅が広くなり、マネジメントに携わる機会も増えていきます。
店の売り上げに敏感にならざるを得ない時期なので、店舗によってはノルマが課されることもあります。
給料面について、アルバイトから正社員になると担当の女の子がつくようになります。
その女の子の売り上げ分の20〜30%が歩合として付与されるようになるシステムがある店舗が多いです。
またアルバイト時代と違って月給制となるため、平均月給25万~50万程度稼げると言われています。
次に店長の仕事内容ですが、全体の管理業務が主になります。
店全体の仕組みを整える責任があるので、基本的には裏方の業務が多くなってくるでしょう。
店の経営を支える責任があるので、その分月収も100万円程度と多く稼ぐことができます。
店長はキャバクラ店員が誰しも憧れるポジションで華やかな印象があるかと思いますが、実際は多大な責任と管理業務で向き不向きがありますよ。
ここまで黒服の仕事内容を解説してきましたが、やはりきになるのは労働環境ですよね。
実際、黒服の仕事は辛いです。
ここでは黒服の仕事の辛い点をいくつか紹介していきますね。
私ヤマケンも7年前にキャバクラ業界入りし、黒服として仕事をしてきました。
その中でも特に辛いと感じたエピソードをお話しします。
ちょうど6年前アルバイトスタッフとして憧れの黒服になることが出来たのですが、その時の過酷な労働環境は今でも忘れません。
夕方の16時に出勤し、19時の開店まで店内の清掃を隅々まで行うよう命令される毎日でした。
やはり体育会の色が強く、少しでも汚れが見つかると酷く叱られたことを覚えています。中でもひどかったのは、トイレ清掃時に便器の奥まで手を突っ込まされた経験です。
しかも先輩店員からのOKが出るまでトイレから出ることが出来ず、細かいところまで理不尽に清掃させられていました。
アルバイトスタッフとしての仕事が認められるようになってからは、扱いも徐々に改善されていったので、階級社会の色が強いなと強く感じました。
キャバクラの女の子は黒服に対して態度が冷たく、理不尽な扱いを受けることも多いです。
女の子からすると、黒服に優しく接したところでメリットが薄いからですね。
キャバクラのような仕事を生業とする女の子は、他の女性に比べてもプライドが高いことが多く、言うことに逆らってしまうと一気に嫌われる傾向があります。
嫌われてしまうと、買い出しなどの理不尽な雑用を押し付けられることになってしまうので気をつけてください。
なので、女の子に対して好まれるような態度を心がけるのは必須の条件でしょう。
【徹底解説】キャバクラのボーイバイト!
黒服は退店時間が遅いです。
閉店まで居残って掃除や片付け業務があるからですね。
キャバクラの営業時間は大体どのお店も決まっていますが、そのあとの閉店作業に時間がかかるといった感じです。
もちろんキャストを先に帰すことになるので、閉店作業は黒服の仕事です。
お店にもよりますが、残業代が支払われないところもあるので気をつけましょう。
夜の仕事だから、寝る時間と起きる時間が普通と異なる。だから何時に起きるのか決めるのは大事。何時に起きるのか決めたら何時に寝るのかも決められる。どんなに遅くても13時半までには起床しよう。シャワー浴びて支度して銀行に行ける。役所に行ける。買い物に行ける。その余裕がとても大事。
— 黒服ドットコム (@Kurofuku_Dotcom) December 6, 2019
暴力団がお店を運営しているケースもあります。
暴力団のような反社会勢力は基本、金になる場所に現れることが多いです。
水商売のように金になる営業だと関わる可能性が高いのですね。
代金を支払わないようなクソ客が現れた時に、暴力団が現れて無理やりでも支払わせるといった光景も稀にあります。
普通に勤務していれば特に問題はないかと思いますが、何かの拍子に暴力団と関わらざるを得ないような状況に巻き込まれるかもしれません。
黒服として働く際は、十分に注意しましょう。
黒服とキャバ嬢との恋愛については、業界用語で風紀と言います。
やはり一つのお店で一緒に働いていくとなると、恋愛沙汰が生じてしまうものです。
「これから黒服になりたい!」という方にとっては、キャバ嬢との恋愛事情もきになるのではないでしょうか?
ここでは風紀について、詳しく見ていきます。
残念ながら、風紀は基本的にNGとされています。
というのも、風紀をOKにしてしまうとお店の営業に支障が起こってしまうからですね。
例えば、黒服が付け回しをするタイミングに、恋人関係にあるキャバ嬢には優先的に高単価なお客様をつけるようにする…といった行為が起こるとします。
そうすると他のキャバ嬢的には贔屓に感じ、キャバ嬢間の関係性が悪化する可能性がありますよね。
なので、基本的に風紀はするべきではないのです。
とはいったものの、
「恋愛は仕事と関係なくプライベートの話だからNGなんておかしい」
と感じるかもしれません。
確かに同じ仕事をして協力し合う中で芽生えてしまう恋心もあることでしょう。
ですが、お店の店員である以上それは許されません。
キャバクラとしても店の利益を上げることが最優先なので、プライベートを持ち込むのはよくないでしょう。
恋愛をしたい!と感じるなら、キャバクラのお客さんとして他のお店の女の子と恋愛
することをおすすめします。
もし風紀がバレたら、罰金請求されるケースが多いです。
金額は50〜100万円程度と、かなりの額となっています。
とはいったものの、実際はバレてしまっても支払う必要はありません。
労働基準法に風紀による罰則を記載してはいけないという旨が書かれているからですね。
事前に風紀による罰則に関して誓約書を書かされることもありますが、支払う必要はないでしょう。
もし請求されたら、弁護士に相談して早期な問題解決が必要です。
ここまで風紀はいけないことだと言う旨で解説していきましたが、実際のところ風紀は結構頻繁に起こっています。
なんだかんだ黒服は影で女の子と付き合っているものなんですね。
ですが、バレてしまうと強制退店や罰金請求といった悲惨な運命が待っているので、基本的に風紀はしない方が良いでしょう。
キャバクラの風紀について詳しく知りたいと言う方は、以下の記事に詳しくまとめたので是非、参考にしてみてください。
黒服の仕事はウエイター業務や雑務がメインで、華やかなイメージとは少し離れたものがあったかもしれません。
また、前述したように特にアルバイト時代には理不尽な命令をされてしまうので、これから始めるという方は心が折れないよう気をつけましょう。
やはり労働環境も悪く辛い感環境かと思いますが、若手から一攫千金を狙える仕事でもあります。
興味を持った方は、是非黒服を目指してみてください。
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