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キャバクラは不景気なのか?その原因と現状をデータをもとに解説!
キャバクラの不況は深刻で、年々客足が遠のいていると言われています。
そしてその原因には景気全体の落ち込みや、社会構造の変化が大きく関わっています。
今回はデータをもとにキャバクラの景気に関して現状と原因を解説します。
キャバクラで働くボーイさんや経営者の方は肌で感じていると思いますが、現在キャバクラは深刻な不景気に陥っています。
一時期に比べて圧倒的に客足が減っており、改善せざるを得ないような状況に迫られているのです。
こちらのグラブをご覧ください。
(警察庁生活安全局保安課調べ)
見ていただくとわかるように、風俗営業の許可数が年々減少しています。
これは同時にキャバクラ店舗が年々潰れていくという実態を表しています。
今やキャバクラは、深夜営業をしていかなければ経営が成り立たないような店舗も後が断ちません。
それではここから、キャバクラの不景気における実態や原因について説明していきます。
まずはじめにキャバクラの不景気に関する実態ですが、これは実際に店舗で働いたり、ボーイさんの話を聞いてみるとわかりやすいのではないでしょうか?
どのボーイさんも口を揃えて「客足が減っている」とぼやいています。
そもそも、店舗経営自体がインターネットの発展によって衰退気味です。また、企業の交際費に関する基準が年々厳しくなっており、なかなか経費として落ちなくなったというのも原因の1つとしてありますね。
キャバクラもITの発展に合わせて、新しい業態に変えていかなければならない時代になってきたと言えるでしょう。
1990年代前後のバブル景気には、キャバクラが大盛況でした。
というのも、大企業の役員などいわゆるエリート層と呼ばれる人たちが、こぞって大金をキャバクラに注ぎ込んでいたのです。
キャバクラで働く女の子は、大卒の初任給を容易に越えることができるとして、勤め先としても大人気でした。
またお客さんが当たり前のようにチップを与える風習があったので、どの女の子も稼ぐことに対して意欲的でした。
バブル期はある意味異常な経済状態でしたが、現在は明らかに衰退しているといえます。
というのも、若者が遊びにいく先としてキャバクラを選択肢にするということが圧倒的に少なくなりました。
女の子側に関しても同じです。2012年の『女子高生なりたい職業ランキング』にランクインする等一時期話題になりましたが、現在はランクインすらされていません。
現在は50代前後の男性客が主で、バブル期の名残りがいまだに残っている状態といえるでしょう。
キャバクラの実態として、風俗関係事犯の検挙件数が減っているというのがあります。
こちらの表をご覧ください。
(警察庁生活安全局保安課調べ)
2014年から現在にかけて、右肩下がりで検挙数が減っています。
水商売という仕事柄どうしても犯罪件数が増えてしまうのですが、減少しているのは良いことでしょう。
しかし未だに件数はあるので、健全な経営をもとにどう付加価値をつけていくかをこれからも考え続けなければなりません。
というのも、不景気が原因で許可無く深夜営業を解禁したり、違法なサービスに手を出してしまう店舗も増えてくると推測されるからです。
また検挙数が減るのは良いことですが、それだけ現存するキャバクラ店が相対的に少なくなっているという意味も含まれるので、同時に深刻な状況だということも認識せざるを得ません。
それでは、どうしてキャバクラは現在不景気なのでしょうか?
不景気の原因はいくつかありますが、その多くは社会構造の変化が含まれます。
社会構造というのは少子高齢化といった人口動態ではなく、スマートフォンの普及や価値観の多様化など時代の流れの点が大きいです。
また競合が増加しているというのもあり、キャバクラを選択肢として含まなくなったという変化が影響力としてとても強いでしょう。
それでは、具体的に原因についてみていきます。
まずはじめに、営業職の接待として使われなくなったという原因が挙げられます。
というのも、女性の社会進出が進んだ関係で、接待においてキャバクラという選択肢が圧倒的に減ってしまったんですね。
また、接待によってお客さんの機嫌を取っていくといった手法自体が“古臭いもの”として扱われるようになってしまい、若い人は特に選ばなくなっています。
それ以外にも、新入社員が飲み会に来なくなったといったという時代の変化に象徴されますが、現代の若者は基本的に上司や先輩にキャバクラを誘われても断るようになってきました。
こういった人との繋がりに対しての価値観の変化がキャバクラの客足低下に大きく影響していると言えます。
また現代は素人の女の子と簡単に飲みに行ける時代です。
キャバクラといえば金曜日の夜に二次会で使われることが多いですが、現在は素人の女の子と楽しく飲める相席屋というサービスが登場しています。
また、SNSの普及によってパパ活や婚活がインターネット上で行うことができるようになりました。
これらのサービスによって手軽に女の子と絡むことができるんですね。
また、恋愛面においてもマッチングアプリの普及によって、月額制で好みの女の子を口説くことができます。
なので、わざわざキャバクラに通って女の子との関係性を作っていく…という流れに手間を感じる男性が増えてきたんですね。
つまり、キャバクラは席料が高くてコスパが悪いとして、別のサービスを活用する男性が増えているんです。
こういった時代の変化がキャバクラ衰退の原因として最たるものであると言えるでしょう。
今日定期Pとかに道楽行って幸せだった🥺かに大好き🥺 pic.twitter.com/Cs8iYL49HQ
— パパ活るびーᕱ⑅ᕱ♥ (@papakatsu_ruby) November 4, 2019
日本には戦後経済成長を遂げた段階から常に、男性が女性から与えられるという価値観が染み付いています。
逆に男性が女性を接待するという価値観が薄く、未だにホストクラブが若い女性にまで浸透しているとは言い難い状況です。
しかし、現在の社会構造の変化やITサービスの発展から、女性にサービスを受けるのではなく男性が女性にサービスを与える時代になりつつあると言えるでしょう。
というのも、女性の社会進出によって男女格差が減少し、showroomやライブ配信が生まれて、男性が女性を簡単に応援できるような時代になりました。
これからはこういったサービスによって、男性が女性に与える時代になっていくと推測できるでしょう。
キャバクラの不況は実態として確認できるものであり、今後付加価値の高め方を工夫しなければ生き残ることが難しい時代になっていると言えるでしょう。
また時代の流れを読み解くと、女性の社会進出が進むなど、今までの男性社会における価値観が徐々に変わりつつあるということがわかります。
こうした背景も不況の原因として最たるものです。
とはいったものの、キャバ嬢は接客のプロであり、普段の女性の会話とは一風変わった楽しみ方が出来るのも事実です。
時代は女性を応援する方にシフトしていくと推測されますが、これからも女性が男性を楽しませるという構造自体は無くならないでしょう。
自分が持つその時の気分に合わせて、キャバクラを上手に利用していってください。
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