
キャバクラの最低賃金はいくらなのでしょうか
しばしばマスコミなどで取り上げられる話題で最低賃金があります。これは法律で定められている賃金で、全国一律ではありませんが、どのような職種であっても時間当たり最低でもこれだけの金額は労働報酬として支払わなければならないことになっています。
その金額は最低という名前が示すようにまさに微々たる金額であり、とても給料といえるような金額ではありません。例を東京都にとりますと現在の最低賃金は大雑把ですが時給は900円で、1日4時間では3,600円ということになります。
これは法律で、職種を問わずと規定されていますから、キャバクラにも適用されます。つまり悪く考えるとキャバ嬢の最低給料は時給が900円で、20時から0時まで働くと4時間で3,600円ということになります。なお、22時を過ぎると深夜労働になり、最低賃金も高くなるようです。
しかしこれではキャバ嬢の仕事に魅力が無くなりますからキャバ嬢になる人が居なくなります。そこでキャバクラでは時給3,000円以上、低くても時給2,000円を支給するというのが実状だと言えそうです。
なかには時給4,000円などというキャバクラもあるようですが、これは半ば広告のようなものかも知れません。なお法律を適用すればキャバクラでの最低賃金は先に述べたように時給が900円ということになりますが、これは現実的ではないと言えます。
なお売れっ子のキャバ嬢は指名をとったり、売り上げを伸ばせばそれだけ収入が増えますから、実際にはキャバクラのキャバ嬢が最低賃金で働くということはなく、最低賃金は仮定での話です。
ちなみにこの最低賃金という法律を利用する昼間の会社やお店は存在しますから、それと比べればキャバクラの時給は割が良いのは確かです。
キャバクラ派遣の場合は時給が高い求人が多いので、最低賃金との関わりはほぼ無縁です。